イギリスからアムステルダム経由で娘連れて2人でやって来た。
飛行機の中では、バルク席(前が壁)を貰ってバシネット(赤ちゃん用ベッドが装着できる)使ったのかどうかは、すっかり聞くのを忘れていたが、東北大震災の日に生まれたのに、もう、日本人換算すると2歳ぐらいに見える。何歳で歩くのか平均は知らないが、歩いていた。(しかし、意味不明の言葉は、まだ喋ってない)
ところで、個人的なことだが、この5月から、オランダを訪れる外国人の楽しみが失われ、来年は遂にアムステルダムもダメになる。今年中にもう一回行ったほうがいいかもな、そう思い始めるのであった。しかし、そこに目をつけているのがスペインだ。もすかしたら、ごそっと、オランダそれ目的に来ていた観光客をサクッと受け入れる受け皿になるかも知れない。まあ、今でも個人所有は犯罪ではないが、捕まれば押収と罰金が待っている。信用不安に新たな活力を見出してくる可能性が高くなっているのだ。実は、この前の冬、最初、スペインに行こうとしていた。でも、来年、行くかも知れないと思うのであった。そういえば、学ランのランはオランダの蘭だ。
ところで、固定資産税でぶったくられて、電気代も知らん間に上がって、自動車重量税も上がってて、まあ、人生最後の車である。これが壊れたら車所有は引退予定である。
実家まで、トボトボ(特に意味はないが、トボトボ系の歩き方だから仕方ない)歩いていると、家はこのあたりだったよなあ(まだ新しい実家には1回しか行ってないので)、とうろうろ歩いているとおじいちゃんらしい人が子供をあやしている様子が遠くから見えた。なんだか、珍しいなあ、と思っていると、よく見ると、おじいちゃんは、どうも私の父に似ており、子供は、外国人みたいな感じである。そして、親父は無理矢理、子供の手をつかんで、俺のほうに向かって手を降った。鼻垂らしていた。
しかし、まあ、子供ちょっと貸してくれ、というのには、慣れてないので、壊しそうなんで、だっこすることが出来ない。何となく、遠巻きに、この記憶ってなくなっちゃうんだなあ、と思って見てるだけだ。という間に夕方になり、彼女は眠り、いつも、14時間、一度も起きないらしい。朝、起きたら、毎日、昨日がなく新しい世界なのか?まあ、人のことは覚えているみたいだが。今日は初めてミルクを飲まずに寝た。その人生最初の日は分からず、今日は、いつものように寝る前に飲ませようとしたら泣き出して、無理矢理飲ませようとしたら、更に泣いた。仕方ないから、飲ませずに寝かせた。もしかしたら、もう明日からも寝る直前には飲まないのかも。
そんでもって、ナンだか、イギリスでは硬い肉しか食べてないから神戸牛じゃ、その元祖の但馬牛じゃと煩い妹と、仕方なしの母を連れて、肉を食べに行く。(親父は、子供見張り番)ナンだか、胸焼けして岐路に着く。鉄板焼きの肉は旨かったが。
全然関係ないけど、
元祖カツカレーを食べたというか、もう2回目である。野菜が完全に溶けていて、リンゴ味になっている。カツも小さくて食べやすいが、まあ、別にカツが好きな訳じゃない。
あと、何か分からんけど、何か話したかというと、何もしてなかった。女性同士は、何かぺちゃくちゃしゃべっとるけど、俺も、オヤジみたいだなあ、と思った。傍から見たら厭世主義者に見えそうだ。
まあ、そんな感じで、次回は、イギリスで、記憶に残る年代ぐらいになってから、アンクル登場かしらん、と思っている間に電車内でうっかり寝てしまい、うっかり目が覚め、急いで降りたらうっかり、2駅手前で降りてしまった。しばし、駅で次の電車までの10分間、ぼーとした。