15時のバスがあり、バスの待合室で待っているが、トイレに行きたくなる、が、トイレは有料だ。50円ぐらいする。しかし、少しだけ隙間が開いていて係員もいなかったのですり抜けてズルっこする。勿論ズルッコするのは、私だけではない、皆さんずるっこしてトイレに行くのである。郷に入れば都合のいいときだけ郷に従うのが業ということである。カルマである。ダンマである、法である。ノルマである、こちらはロシアが起源の言葉である。絶対にやらなければならない分量という意味である。分量って言ったらいいのかは分からない。
まあ、そんなことはどうでもよくって、早くもどこの町からかは知らないがバスは20分前にやって来て止まっている。100クーナである。
運転手に、行き先を確認して、バスが出発して、雨で足元がずぶ濡れになっていたため靴と靴下を乾かし始める。何だか臭そうだけど仕方ないのである。
普通車なら、ここからドブロブニクに入れるのだな、かなりのショートカットだな。
もう一回上から旧市街をみる。
崖沿いに切り取られた道路を走り、気持ちよい。
前の方に座っていて気がつかなかったが乗客は6人だった。でも、前の席と横の席と後ろの席には人がいたので、それで4人だ。
やがて30分程走り、国境に。山への陽の当たり方が面白かった。下から日陰の鬱蒼な色、日向の黄金色、日陰の緑、雪山の白。
パスポートが集められたが6冊、マケドニア人カップル2人、地元クロアチア人1人、地元モンテネグロ人2人、日本人1人。
モンテネグロ、リアス式海岸沿いを走り、途中で時々止まる。
真っ暗な中、前の乗客が、何だか運転手に指示して、バスは海沿いの道端で止まった。すぐ横は、海だ。海水に手を入れろと言われれば10秒以内に手を突っ込める距離だ。その道端に小さな車が止まっていて、じいさんが立っていて、バス降りるねえさんから荷物を受け取り、ハッチバックに荷物を積み込む。車に2人は乗り込む。親子だろう。そこで、バスは発車する。生活がある。私は通りすがり。20分ほど前に電話していたのは、迎えに来てよ、だろう。携帯電話で世界は緩くなった。固定電話の頃は、せいぜいバスに乗る前に電話していただろう。今は、多分真っ暗な道沿いに5分も待っていないだろう。待ち合わせというのは変わったなあ。駅前で1時間待つって、昔は普通だったね。皆で待ち合わせて、一人来ないから家に電話したら家にいた、なんてこともあったな。お前が来るまで駅前で数人がうじうじする1時間ってあったな。高校生じゃ、お茶飲む金もったいなかたしな。不自由で平和な時代だったよな。
モンテネグロ、クロアチア、マケドニア、トルコ、ギリシア2015
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