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テーマ:ミステリはお好き?(1430)
カテゴリ:読んだ本(ミステリ・海外)
久しぶりにレックス・スタウトを読んだ。美食家探偵ネロ・ウルフが住居兼探偵事務所兼個人レストラン兼個人ラン園から一歩も出ずに推理をすすめ,その助手アーチーがバタバタと動き回るというおなじみのパターン。
今回の編集者を殺せでは,アーチーはカリフォルニアまで飛んで,雨にうたれることになる。 1950年の作品ということで, 自殺か他殺かを判定するのに,硝煙反応なんて出てこない。 それはそれでいいではないか。作者の決めた条件の中で推理を楽しめばいいのだから。 「自殺でない理由」がネロ・ウルフによって説き明かされたとき,「なるほど!」と感心してしまった。 こっちとしては,コリガンは「殺された」ものとして読んでいたので,自殺でない理由なんてちっとも考えなかったのだ。 犯人もけっこう早めにわかったぞ。だいたい,不祥事でやめた形の元代表が,メンバーの中に混じり,しかもけっこう主導権を握っているというところが「怪しさ」プンプンなのだ。 ただし,動機はちょっと? ダイクスの小説にはさらなるスキャンダルが書かれていて,「陪審員長の買収」はそれを隠すためのカモフラージュだと思っていた。 アーチーと法律事務所の女性たちのパーティ,アーチーのペギー・ポッターへのほのかな思いなど,ニコニコしながら読んでしまった。 解説によると「未訳」の作品がまだまだありそう。ぜひ読んでみたい。The Black Mountainが「近刊」とあるのは楽しみだ。 登場人物などをフリーページのレックス・スタウトメモ(ネロ・ウルフシリーズ)に簡単にまとめてありますので,ごらんください。 レックス・スタウトの他作品についての日記は,フリーページ 読了本(海外) (レックス・スタウト)からごらんください。 楽天ブックス お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/01/14 10:58:55 PM
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