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テーマ:ミステリはお好き?(1430)
カテゴリ:綾辻行人
綾辻行人の「十角館の殺人」の最後の1章(12章)を読み終わった。
前回(日記は→こちら),ついつい勢いで,というか調子に乗って読んでいるうちに,「あっ」と驚く記述に出会ったしまったことは日記に書いたとおり。ということで,残りの1章は,さらなるドンデン返しがあるかどうかを,いちおう「慎重に」検討しながら読むことにした。 読みながら,「中村紅次郎が共犯者または黒幕?」を気にしていた(10章の最後で,守須=ヴァンということがわかっていたので)が,そのような様子もなかった。 では,守須が気づかない所でミスをしていて,それを島田に暴かれるのかとも思ったが,そんなこともなく,守須の回想によって犯行の全容が明らかになった。 最後の最後に,薄緑色の小さなガラス壜を子供に託すところで終わるが,「プロローグはたいせつ」と「迷路館(シリーズ3作目,日記は→こちらから)」に続いて思わされてしまった。 ミステリとして非常に面白かったが,「かなしい」という印象が強く残った。話の中の話としてしかでてこない中村母娘の影響なのだろうか? 以上で終わり。以下は雑感になりますが, この作品を読む予定がある人は,これ以降は読み終わってから読んでください。ネタバレ部分も黒で書きます。 前回の記事で,みっつ君さんからは「私は、とにかくエラリイが好きですねw」とのコメントをいただいた。咲哉1227さんもフリーページで,「最後の犠牲者は結構好きなキャラだったので残念です。」と書いていらっしゃった。静音0250さんの「エラリィは……バカ?」とのコメントを強引に「好き」に含めると,ファンは多そうだ。 「探偵で,被害者で,犯人で」という推理小説作家なら一度は作ってみたいキャラクターではあるし,おまけにかなりそそっかしいし,「身近にいない限り」魅力的な人物ではある。 作者にも彼への思い入れはあるらしく,「時計館」の中に, 「よく似たキャラクターをどこかで見たことがあるな,と江南は思う。少し考えて,誰だか分った。大学時代,推理小説(ミステリ)研究会に所属していた同輩に,あんな男がいたっけ……。」 という記述があるが,これ,多分,エラリ―のこと(時計館についての日記は→こちらですが,このことには言及していません)。 ところで,自分もエラリーが好きだが,最初から彼はゼッタイに殺されそうな気がしていた。そして殺されてもちっともかわいそうに思えなかった(笑) 殺されてかわいそうだったといえばルルウ。 ずーっと何かに気づきそうでいて,やっとわかったことを誰にも伝えられずにあっさり殺されてしまったところが哀れだった。 曲者ぞろいの先輩方に原稿依頼をするけなげなところ,結局役に立たなかったが,原稿用紙(紙は重い)を持ち込んだ根性など,エラリー腰ぎんちゃく的存在ではあるが,こっちのほうが自分としては気に入ったみたいだ。 話にまとまりがつかなくなったので,ここでおしまい。 シリーズ次作「水車館の殺人」の日記は→こちらからどうぞ。 次の日記も読ませていただきました。 りぶらりだいあり(りぶらりさん) 50代!おっさんの本棚(cyn1953さん) そのうちなんとかなるだろう!(達磨さんが転んださん) 本が好き? 好き! だ~い好き!(mitsumame0182さん) 北斗七星(媛♪さん) ミステリな日々(あっくん先輩さん) なほまる日記(☆なほまる★さん) 風雅(風雅1100さん) ~シャクティ・プラーナ~(メミルさん) ぼちぼち日記(トキツさん) こんな本、読んだ。(えむでぃさん) 読んだり書いたり(にわとり7128さん) cascadeのたわごと(cascade0920さん) xjzt3(xjz3さん) 時代,場所,登場人物などをフリーページの綾辻行人メモ(十角館の殺人)に簡単にまとめてありますので,ごらんください。 綾辻行人の他作品についての日記は,フリーページ 読了本(日本) (綾辻行人)からごらんください。 楽天ブックス お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/01/17 05:51:25 PM
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