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カテゴリ:コーヒー
大災害、大事故、終わらない侵略戦争。いろいろありましたが、私にとっては充実した一年でした。皆さんにとってはどんな一年だったでしょうか。
真実のコーヒーに出会い、環境植物ケナフに出会い、そしてブログに出会ってこのページができました。現場主義の私ですが、会ったこともない人たちと不思議なつながりができていることを実感しています。このページで出会った人たちに感謝しています。ありがとうございました。 ◇今年、最後の話題はコーヒーのこんな話です。 「コーヒーを空輸してお届けしています」という宣伝文句で新鮮さをアピールしている人気チェーン店があります。遠い海外で焙煎してわざわざ空輸しているそうです。 海外でエネルギーを使って焙煎。それを「空輸」という膨大なエネルギーを消費してまで運ぶ。そんな必要が果たしてあるのかどうか。 「真空パックや脱酸素剤だから封を切るまで新鮮」ということらしいですが、同じ「植物の種」を調理した「ご飯」や「パン」では考えられないことです。炊き立てのご飯。焼きたてのパン。そして焙りたてのコーヒー。調理したてが一番新鮮でおいしいのは当然です。電子レンジ以外の調理器具を持たなくなっている現代人が多くなっているから、それもしかたないのかもしれませんが・・・。失礼、電子レンジは調理器具ではありませんでした。 空輸コストは船便に比べ数十倍超。当然、価格にも反映します。コーヒーだけの問題ではなく、日本は食料輸入大国です。カロリーベースで60%、穀物だと70%以上を海外に依存しています。海外の水や土地の栄養分、そしてエネルギーを膨大に消費していることになります。輸入がストップすれば、当然何もない国になってしまいます。 日本人が一番飲んでいるお茶、一番愛しているお茶がコーヒーです。そのコーヒーですら、食品栄養学上、賞味期限の切れた状態で平然と流通している。真実を伝えられていない現実。これが日本なのです。アスベスト、耐震偽装、狂牛病、食品の安全性、公共事業。どれをとってもまともな情報が伝えられていない。 コーヒーをきっかけに、ほんものを見極める力をつける。あふれる情報を分析して、自己防衛できる人が増えることを願っています。このページが少しでもそのきっかけになればと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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