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環境・平和・山・世相 コジローのあれこれ風信帖

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2007年01月18日
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カテゴリ:日常

JAS法に基づき有機農産物やその加工品、地鶏肉などについて、生産者や小分け業者を認定している登録認定機関は、公正に業務を執行しているか年一回、登録先の農林水産大臣名による事業所調査を受けます。

この調査は、それぞれの登録認定機関が認定した事業者が販売する有機農産物などの買い取り調査、登録認定機関が実施する実地検査への立ち会い調査などを通じ、いわば証拠固めをしてからやおら乗り込んでこられるもので、登録認定機関側にしてみれば、あまりウレシイとか気持イイとかいうものではありません。NPO和歌山有機認証協会へのその調査が、昨日今日の二日間にわたり、実施されました。

我が事務所に調査に訪れたのは、独立行政法人農林水産消費技術センター神戸センター(お役所はなんでこうも長い名前をつけのか…、名前を云うたびに息が切れます(^_^;) の職員3人。例によって、膨大なチェックリストに基づく聞き取りと書類や記録の調査が、二日間にわたり、みっちり行われます。要は自ら定めた業務規程(…といっても単体ではなく20以上の付属規程や下位規程も含みます)通りに実際の業務が執行されているかどうかがチェックされるわけで、今回は最終的に、軽微な内容ですが三点の指摘を受けて終わりました。はあ…、やれやれです。

ペコちゃんの不二家が賞味期限切れの原料を使っていたとかで、大問題になっています。雪印の教訓は生かされなかった…、食品を作る企業のモラルが云々…などと新聞やテレビは批判していますが…、ん~、まあなあ…、それは確かにそうではあるのだけれど、捨てるより使う方が利益に貢献するのは明らかなのだから、誰も見てないときにはこっそり…の衝動が働くのは、利潤確保が至上命題の資本主義企業であればある意味必然でもあるわけで、これを防ぐチェック体制を確立することの方が、はやりのコンプライアンスというか、企業倫理を訴えるよりは遙かに実効性が高いと思います。

登録認定機関への事業所調査。まあ、私たち認定機関側にとっては気の重い年中行事なのですが、これがあればこそ業務規程など七面倒くさい決まり事が神棚に飾った状態にならず、また業務のやり方も雪印や不二家のようにマンネリからの手抜きや不正などに陥らずに、職業上の倫理が高く維持されていると云うことは確かにあります。そういう意味では感謝すべきなのかも知れません、と、思った今年の事業所調査でした。

…ま、軽微な指摘で終わったから云えることで、登録取り消しなど国とケンカするハメになっていれば違う意見になったでしょうが…(^_^;)

 

 

 






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最終更新日  2007年01月18日 23時13分05秒
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