●ダッチオーブンで作る海鮮蒸し●
この日曜日は、ダッチオーブンで海鮮蒸しを作ってみました。 海鮮…といっても、特にこだわりや決まった材料というのはなくて、生サーモンとアサリをメインに、ベーコン、アスパラガス、エリンギ、ジャガイモ、タマネギ、トマト、レモンなど適当に… マルチオーブン(上の写真タイプのダッチオーブンの商品名)に水を加えてロストル(中敷き)を入れ、アルミホイールを敷いた上に材料を適当に入れてバターを加え、ブラックペッパーを振って蓋をし、炭火にかける。 もちろん、蓋にも炭火を乗せて加熱する。しばらくすると快調に湯気が噴き出すから、ときどき匂いを嗅いで、なんとなく煮えたような気がしたら火から下ろす。 このあたり、蒸すのは焦げる心配がないので、割とおおらかというか、いい加減である。 キャンプでゆっくりビールを飲みながら作るなら、蒸し料理がいいと思った。 出来上がり。まあ、こんなものだろう。アツアツを召し上がれ。 しかし、食してみて、蒸しベーコン…というのは、やはりちょっと違う気がしたので、火もまだ十分あるし、焼いてみることにする。そこで取り出したのが、いわゆる「100スキ」、つまり100均で売ってるスキレット(フライパン)。実際には、近所の100均で探して210円で買ったのだが、それはともかく、カリカリに焼けて美味しかった。十分実用に耐えるスグレものだ。ただし、ダッチオーブン同様、使う前にしっかりシーズニングしておく必要がある。 その前日の土曜日は、紀の川市の鞆淵(ともぶち)という山間の寒村に友人を訪ね、蛍狩りに行った。なかなか見事な蛍の乱舞だったが、残念ながら撮影した写真はどれも真っ黒。(^_^;) ただ1枚、子供の手のひらに乗った蛍を撮ったこのピンぼけ加減の写真が、蛍狩りに行った唯一の証拠だ。 日曜日、海鮮蒸しの後に通りがかった有田川町清水の「あらぎ島」。蛇行する有田川に沿って半円形に棚田が広がっている。田植えを終えたばかりの田が日光を照り返して美しい。昔の人は、見られることを意識して開拓したわけではないだろうが、見事な造形美だ。紀州の名景のひとつである。 ←ランキングに参加してます、ワンクリックご協力を