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テーマ:ニュース(99488)
カテゴリ:環境
無知無責任の「事業仕分け」糾弾会見の続報。1日に行った記者会見の報道について昨日まとめたところ、少なくとも電波媒体ではNHKとテレビ和歌山、AMラジオの和歌山放送の3局、活字媒体では朝毎読産の全国4紙と県内の1紙が報じてくれたことが確認できた。まだ漏らしているメディアがあるかもしれないが、これらについてはそれぞれのWEBサイトでこれから一週間程度なら内容が確認できるはずだ。 取り扱いに大小はあるが報道内容はいずれも正確で、憤懣やるかたないコジローたち環境NPOの主張を、過不足なく視聴者や読者に伝えてくれている。全国では他にもいくつかの地球温暖化防止活動推進センターが同様のアクションを起こしたとのニュースも入ってきた。これらのセンターが集まって作る連絡組織が、センターを壊滅させないための善後策について環境省と相談もしている。 まあ、これで状況が打開できるなどと甘い期待は持たないが、これらの報道で状況を知った会員や知人たちからは、「(首相と環境相宛の)手紙の趣旨に200%賛成!」「署名運動をやるなら協力したい」といった声が朝早くから相次いで寄せられ、中には「事務所の家賃が払えなくなるようだったら、うちの空き家を世話してもいいぞ」なんて、まあ地獄で仏というか怪我の功名というか、実にありがたい申し出も飛び込んできた。世の中、決して捨てたものではないのだ。 さて、こうして日本の地球温暖化対策は、首相が温室効果ガス90年比25%削減の花火を華々しく打ち上げる一方、アホな事業仕分けで市民運動が壊滅の危機に陥るなど、足がもつれてコケそうな状況となっているが、そうしている間にもCOP15はいよいよ来週に迫ってきた。合意に向けた道程は依然として険しいが、人類の命運を決する会議という認識は世界が共有し、本来閣僚級だった会合は首脳級に格上げされて今や100カ国を数える国々の首脳が参加を表明するに至っている。 で、その余波ということになるのだけれど、コジローたち「COP15ネットワーク関西」から派遣される43人の宿舎として、もう1年近く前から旅行社を通じ会場至近で押さえていたホテルが急きょ首脳たちに提供されることになって、丁重な言い回しながら要するに追い出されてしまった。もちろん代わりの宿舎は手配してもらえたのだが、そのホテル、なんとデンマークじゃなくてスウエーデンにあるという… つまり早い話が国外追放なのだ。(^^;) ん~、世の中、こんなこともあるんだねえ… でも、それが世界の首脳たちの合意への一助になるなら、スウエーデンだろうがフィンランドだろうが酷寒の野宿だろうが、喜んで引き受けちゃうのだ。きっと、来週からのコペンハーゲンは、そんな熱い思いを胸に秘めて集まる世界の市民たちの熱気で沸騰するだろう。コペンハーゲンに注目! コジローたちは来週の木曜日、10日朝に関空を発ち、翌11日からこのブログに現地からナマのレポートを連載するつもりですので、ぜひぜひ、乞うご期待です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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