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テーマ:ニュース(99489)
カテゴリ:環境
沖縄県知事選挙は残念な結果に終わった。だが、再選なった仲井真氏は普天間基地の県内移設は無理という立場で、同氏を全面的に支えた自民党とは同床異夢、政権政党の民主党は候補者を立てることすらできず参院選に続きまたも不戦敗。唯一、辺野古移設を主張したのは幸福実現党の候補者だったが泡沫に終わった。つまり、日米合意は沖縄県民から総スカンを受け、見るも無惨な惨敗だったのだ。まだ決着はついていない。 今日からメキシコのカンクンで、国連気候変動枠組み条約第16回締約国会議いわゆるCOP16が始まった。思えば一年前、米国でオバマ、日本で鳩山と、これまで温暖化対策に後ろ向きだったCO2排出大国で相次いで積極的な政権が誕生し、コペンハーゲンで開かれるCOP15に世界の期待が高まったのだったが...(で、コジローも行ってきたのだコペンハーゲンへ、関心のある方はちょうど一年前の連載をどうぞ) COP15は初期の成果を上げられず、その後、鳩山政権は崩壊、オバマも支持率の低迷に苦しみ、これまで交渉をリードしてきたEUは経済不信で元気がない。一年前の高揚感がまるで嘘のようだ。かくして高級海洋リゾート、カンクンを覆う空気はどんより曇って一条の光も見えない。 だが、だからといって、地球温暖化は待ってはくれない。破局の回避へ、人類に残された時間は悲しいほど短いのであってガッカリしているヒマはない。国際交渉がモタつこうが、経団連がゴチャゴチャ言おうが政府の腰が据わらなかろうが、未来に生きる世代のために、倦まずたゆまず、地域に持続可能な低炭素社会を建設する仕事を一歩でも、半歩でも前に進めることが、今を生きる者の務めだ。 というわけでこの土曜日、和歌山が誇る天下の景勝地、和歌浦片男波の万葉アリーナに環境市民団体や企業、公共団体、学校など80団体と1200人が集まり、「わかやま環境フォーラム2010」と称する催しを開いた。以下はそのスナップです。
室内プログラム、話しているのは「はやぶさ」で注目されたJAXAのスタッフ、テーマは「宇宙から見た地球」でした。 市民団体、企業、公共団体あわせ70のブースが出展されました。写真は和歌山有機認証協会のブースです。 ゆるキャラ集合。左はMake the Ruleキャンペーン代表のシロベエ、右は来年和歌山で開かれる全国植樹祭のシンボルキャラ、キノピーです。 茶がゆに梅干し、金山寺味噌の紀州名物三点セットは無料サービス。大台ヶ原のふもとで汲んだ紀ノ川源流の水で炊き、食器は竹を切って作りました。 紀北農芸高校の生徒たちによる元気いっぱいの和太鼓演奏。白砂青松の砂嘴が長く伸びる片男波の情景にピッタリはまりました。 素晴らしい青空に誘われて、シロベエも外に出てきました。快晴に恵まれ、潮風も気持のいい一日になりました。
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最終更新日
2010年11月29日 23時18分17秒
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