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つまずく石も縁の端くれ

つまずく石も縁の端くれ

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2008年02月18日
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カテゴリ:アート
前半は、幕末から明治にかけての風俗画、風刺画、戯画、
地図、時事問題、経済問題、健康問題などに関する浮世絵
の展示。アートとしてよりも歴史資料としての浮世絵とい
う感じがする。

後半は、芳幾、芳年、暁斎、三代豊国、二代広重などの作品。

蝙蝠安.jpg

やはり、芳年の無残絵が印象に残る。会場の性質上、あま
り残酷なものはないのだが、月夜の晩、与三郎が蝙蝠安を
刺し殺そうとしている場面は、まさに血みどろ絵だ。堀井
恒右エ門のはりつけのシーンも鬼気迫る。これは、長篠
合戦の鳥居強右衛門のことだそうだ。

芳幾の遊び心溢れる役者の影絵なども興味深かった。

幕末の浮世絵でもあり、歌麿や北斎など有名どころの浮世
絵師の作品もなく、かなり地味な展覧会であるのにもかか
わらず、かなりの人出。若いカップルなどもたくさんいて、
みな熱心に眺めている姿に驚いた。





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最終更新日  2008年02月18日 22時54分42秒
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