カテゴリ:アート
14日の朝日朝刊の文化欄に「ネオ若冲」として、
池田学、元田久治、山口晃、篠原愛という中堅・ 若手画家が紹介されていた。 その中で、ちょうど元田久治の作品が、人形町の ミュゼ浜口陽三に出ていることを思い出し、 急遽出かけることにした。 この展覧会は、ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレク ションの開館10周年記念展ということで、 1階は浜口陽三、螺旋階段を下った地下では、 元田久治、小野耕石、杢谷圭章という3人の 若手作家の版画を展示している。 さて、元田久治の作品。銀座4丁目、渋谷、東京駅、 東京タワー、国会など、見慣れた光景が、草に 蔽われ人っ子一人いない廃墟と化している。 人類滅亡後の様子であろうか。よくありそうな テーマなのだが、このイメージは大好き。 その細密な描写に、思わず見入ってしまう。 小野耕石の作品は、何百回も刷りを重ねて、 インクを盛り上げ立体化させた作品。 カラフルなインクが盛り上げてセミの抜け殻の 表面に張り付いているミクストメディアもあり、 どうやって作ったのかと不思議に思った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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ニューオータニから戻って、ヤマサに行かれ三鷹ですか?
ジグザグ攻撃ですね。 元田さんの作品は強烈でした。 国会議事堂などの絵画の方が雰囲気がちょっと ぼやけて蜃気楼効果というのかな、現実感が 増してたような気がします。 (2009年01月19日 21時33分59秒)
ここの版画教室へ3回ばかり行ったことがあります。
いいギャラリーですよね。あの螺旋階段を降りた空間が好きです。 今回、展示された作家さんたちの作品はかなり凝った作風ですね!浜口氏も、一見、シンプルな作風ですが、すごく繊細な作業を繰り返していて、頭が下がります。 こういう作家さんたちを見ると、何事も鍛錬が必要だなぁと、思います。 (2009年01月19日 22時03分10秒)
えび新聞さんの絵はここで学ばれたのですね。
意外な場所にステキな美術館がありますよね。 (2009年01月20日 00時06分21秒) |