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2020.01.09
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早朝暗いうちに

ヒースローまで車を借りに行きます。



白々と明ける朝を迎えて

どんどん南下していきます。

海を目指してひたすら。

雲ひとつなくて。

イギリスって雨の国だよねって

もう信じないと確信。

私たち

戦闘機追いかけるほうが

雨率高い…

それに

もしこの日が雨でも曇天でも

きっと気に入って歩くと思う。

寒かったけど

お日様が出るとすごい威力でした。

海辺は風が強いから

より気づく。

ここバーリンギャップは

セブンシスターズという7つの白い崖のある

ナショナルトラスト。

このロッジがまだ開館前に着いてしまった。

でも脇から海の方に降りられるので

人が多くなる前に向かいます。



この岸壁は1年で数センチという速さで

波に削られていくのが止まらないため

どんどん山の方に浸食していくのです。

この年見たチョーク鉱石の崖は来年同じものではないのです。

海が広がる分、丘が減る。

人間ってなんにもできないのね。

自然の前では無力だわ。って、よくあるセリフしか出ません。



ドーバーでも見たそびえたつ白い岸壁。

削られたチョークが波に遊ばれて

そのやわらかさで容易に丸い石のようになっていた。

他に敷き詰められている砂の上の石たちは

削れば指輪やアクセサリーになりそうな凝った模様のかずかずが。

拾うたびにお宝ザクザク気分になれる。

たまに貝殻も流れ着いていて

飽きが来ない。

着いた時と

1時間ほどたっただけでも

水位や波の寄せ方が変わって

満ちていくのに気づきます。

日時計と海の水位での時の経過

物理的に自然を体感してバーリンギャップのロッジに向かいました。

トイレやカフェも空いているうちに使えました。

まずは席を確保。

そろそろバスも着くころのようで

個人客の数もカフェにいるだけで増えるのがわかりました。

セブンシスターズは相当広い場所なので

こういう建物に入らなければ

窮屈さは気づかないかも。

駐車場を見るとびっくりするかも。

さっきまでいたビーチは波が壁際まで来出したので

櫓の上から観察になるのでしょう。

良いときに下に降りて撮影したんですね。

さすがだーりんの時間わり。

次は丘をめぐるために

道を変えて向かいます。

柵を越えたら民家が数軒あって

低い木々を抜けると

急こう配のコースが何パターンにもわたって

辻になっています。



私たちはひたすら

左に急な崖を感じながら

たまに急な登りになり

その視界がひらけるとただただ広がる高台のグリーンと茶色が入り混じる

絨毯の上を気が済むまで進んでいきました。



時々自分が歩いた方向を振り返ると

前進していた時に目にした景色とずいぶん違う角度に感嘆し

どこかのポスターのような視界に心が躍りました。



綺麗なものだねぇ。

羊がすぐそこで草をはみ

人が何人通ろうが

犬が飼い主を追いかけて行こうがお構いなし。

そうだよね。

こんな高くてすぐ横が崖の場所で毎日放牧されているんだもの

怖い物なんてないんだろうな。。。

自分が小さく思えてきた。

ロッジに再度戻り

気になったものを買います。



ナショナルトラストのストールが素敵で。

寄付にもなるので買いました。

もっと欲しいけれど

物が増えすぎなので自重・・・・。

そうそう、チェコの車を借りたんです。

スコダ?だったかな。

スバルにありそうな車体。

帰りも数軒サービスエリアに寄りながら

もう一つ森の中にあるリゾートにも向かいましたが

なんとなくパッとせず。



バーリンギャップでの満足を減らさないように早々帰りました。

2019年の最後のドライブが

あの海で大満足だったから。

もう2度とあの白い岸壁と同じものは見られない。

そんな神秘と現実。

愛せるわー。






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最終更新日  2021.01.14 00:01:37
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