|
カテゴリ:孤舟
このブログ三本目の小説も、無事連載終了しました! 長らくのおつきあい、どうもありがとうございますm(__)m
この作品は、文藝春秋の「オール読物」という文芸雑誌の新人賞に応募するために書いたものです。結果は……第一次選考(のみ)通過! でも、立派な商業雑誌にたった一行でも自分の作品名と名前が載ったのがとても嬉しくて、思わず発表のあった号の雑誌を買ってしまいました。これ以後、どんなに小さくとも自分の作品の名前が出た本や雑誌は、記念として全部買って残しています。 この作品を書いたのはもう四年ほども前のことですが、今読み返してみるとやはり未熟な点が多いですね。。。 まず、登場人物の多さによる失敗。この賞は上限が80枚なのですが、一旦書き終えた時は90枚を超えていました。10枚増やすのは簡単ですが、10枚減らすのは至難の技……。短編である程度言いたいことを言おうとすれば、登場人物を減らして構造をシンプルにするしかないと悟った作品です。これ以降、短編の主要人物は出来るだけ少なく(出来れば4人以下)にすることにしました。 また、「たくさんの人に語らせることで、そこにいない人物を浮き上がらせる」というやり方は、長編向きだということもわかりました。無理に短編にまとめようとしたせいで、この作品ではストーリーを語るだけで精一杯。一人一人の心の内面を丁寧に描くだけの字数の余裕がないせいで、結局さきくさの人物像も立っていない気がします。いつか、この作品を長編で書き直してみたいものですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
書いてますね・・。
この一枚の単位は、400字詰め原稿ですか? シナリオの場合は、半ペラを使用するライターが多いと聞いたことがありますが・・。 私、また小懲りなく、何か書こうとチャレンジしてます。 とりあえず、大筋を書き込むことにしたのですが・・。 自分の力量にしては、ややこしい展開になって・・。 (2006年12月13日 19時34分24秒)
みず1966さん
お久しぶりです。(ブログは時々拝見させていただいておりました) > この一枚の単位は、400字詰め原稿ですか? 応募要綱にはたいがい「400字詰原稿用紙換算枚数を書くように」との指示があることが多いので、いつも原稿用紙何枚といった感じで意識してます。 でも、小説を書く時は普通にワードを使っているので、原稿用紙で何枚くらいかがだいたいわかるような対比表を作って、それを時々見ながら…といった感じですね。 書き上げてからきちんと20×20の枠に移して、正確な枚数を確認します。 でも、このやり方だと改行の数でかなり枚数が前後するのが辛い…私はたいがい上限枚数ぎりぎりになってしまうので、書き上げてからちょっとオーバーがわかって、泣く泣くカットしたことも。 > 私、また小懲りなく、何か書こうとチャレンジしてます。 > とりあえず、大筋を書き込むことにしたのですが・・。 私も只今次回作へ向けての構成作りの真っ最中です! でも、予定の締め切りは2月末…間に合うのか??? お互い、がんばりましょう~♪ (2006年12月14日 11時32分35秒) |