2007年1月3級実技試験【第4問】(12)建ぺい率
3級FP技能士 合格講座 中野克彦 中島智美 藤崎仁《問12》 当該敷地に許容される最大建築面積として、次のうち正しいものは どれか。 1) 1,000平方メートル×50%=500平方メートル2) 1,000平方メートル×54%=540平方メートル3) 1,000平方メートル×60%=600平方メートル 解説者:なかじま ともみ (幼稚園教諭、保育士、CFP(R)、1級FP技能士)《問11》正解:2 【建ぺい率】答えは(2)の540平方メートルです。問題では「最大建築面積」となっているので、「建ぺい率」のことを聞かれていると判断してくださいね。これが「延べ床面積」となったら「容積率」です。さて、問題の敷地は建ぺい率の規制が異なっています。このような場合はそれぞれの地域の建ぺい率の最高限度の数値に、敷地全体の面積に占める割合をかけて、合計したものとなります。加重平均といいます。では問題を解いてみましょう。60%×400/1,000=24%50%×600/1,000=30%この合計が54%となりますので、答えは(2)となります。この問題のポイントは、建ぺい率も、容積率も「重み」であるところだとライフ&金融担当の中野さんが言っていました。解き方がわかってしまえば難しい問題ではありませんので、しっかり理解しておいてくださいね。参考まで2006年9月3級実技試験(12)でも建ぺい率について出題されています。もう一度確認をしておいてくださいね。────── COPYRIGHT (C) 2007 Tomomi Nakajima All Rights Reserved. ──────