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テーマ:心のままに独り言(8585)
カテゴリ:必殺仕業人
退屈な一日が。
必殺仕業人 第4話「あんたこの親子をどう思う」 『仕業人』初のビデオソフト化、よりによって何故このエピソードをチョイスしたのか。どんよりさせられた苦い思い出ネ。冒頭、主水は女を抱いていい塩梅だったが美人局だった。そして叶屋兵蔵(第四惑星のロボット署長)から牢屋にいる菊坂の文次という男を一晩だけでいいので解き放せと脅される。主水は深夜に文次を解き放つと捨三に尾行させる。文次が向かったのは紙問屋・藤屋。女将のお遊(大島渚夫人)と一人息子の丈太郎はガチでラブ。丈太郎は成人しているが今でも母親のお遊と同じ布団で寝ている。そんな丈太郎にも「女」が出来たようだ。そんなやり取りを見て文次と叶屋は引き上げる。翌朝、主水は捨三から報告を受け心配になって藤屋を訪ねる。お遊とは常町周り同心の頃から顔見知りで恨みを買うような人物ではない。その頃、剣之介とお歌は大道芸で生活費を稼いでます。今回は受けまくり。盛り上がって来ましたよーってところで捨て子が見つかって大騒ぎ。お客さんは皆そっちに行っちゃった。二人は赤ん坊がどうなったのか気になっていた。明日の命もしれない自分たちもいつか子どもを持つことができるのか。ある日、お遊は丈太郎がどこかの女(横山リエ)と楽しそうに歩いているところを見てショックを受ける。女は叶屋が送り込んだスパイで丈太郎に金を使わせ、借金を作らせることが目的だった。その夜、お遊は丈太郎の背中を流しながら嫉妬する。背中についた傷を見つけ執拗にこすりながら「この傷どこでつけられたの?」。今夜から布団を別々にすると言われ、丈太郎は言いようのない不安感に苛まれる。主水は牢屋の見回り中、文次に調子に乗らないよう釘をさすが逆に美人局の件を持ち出される。そこにお遊が面会に訪れる。お遊は丈太郎が叶屋から借金をしたかもしれないと相談する。そしてもし万一のことがあったら「このお金で恨みを晴らして下さい」と主水に四両を渡す。「女将さん、死に金にはしませんよ」。つうことで調査を始めようとするが、誰がどこから金を借りたかなどそんな仕事はできないとやいとや&剣之介拒否。しかし主水は放っておけば必ず死人が出ると言う。「それでも関係ねえのか?」。つうことでやいとやと剣之介が叶屋へ潜入する。そして帳簿に藤屋の名前と「死一倍(しにいちばい)」の文字を見つける。「死一倍」とは金貸しの業界用語で例えば主水がせんの命を担保に金を借りる、せんが死んだ日から三日以内に倍にして返す、これが「死一倍」である。そんなこんなで丈太郎は最近自分に冷たいお遊に嫉妬バーニング。一人ではさみしくて眠れないと訴えるが、お遊は拒否して出かけようとする。しつこくすがりついてくる丈太郎に「あんたに女がいるのね」と言い放つ。「安心したわ。安心してこれから母さんも好きなことをするわ。いいでしょ?」「誰と会うんだよ!」「男よ」。丈太郎ショック。「母さんにだって好きな男はいるわ」。丈太郎は嫉妬のあまりお遊の着物を鋏でずたずたに切り裂く。その様子をジトっと見ている番頭の与助(ブラック指令)。お遊が会っていたのは主水だった。主水は丈太郎が叶屋から三百両借りていたことを報告する。しかもお遊の命を担保に「死一倍」で。お遊が死んだら三日以内に三百両を六百両にして返さないといけない。その頃、叶屋は丈太郎に借金が知られる前にお遊を始末するよう脅していた。そんなこんなでお遊が泥酔して帰宅、心配して駆け寄る丈太郎を跳ね除けて頬を叩く。そして与助に抱えられて寝室に入ると与助を誘う。密かにお遊を慕っていた与助はこれまでの我慢MAX、お遊に覆いかぶさる。嫉妬MAXの丈太郎は匕首を持ち出そうとするが叶屋登場。「あんたがやっちゃ不味い」。しばらくして酔いが醒めたお遊は与助と寝てしまったことに愕然とする。自分はどうすればいいのか。そして丈太郎の布団に潜り込むが、布団の中にいたのは文次だった。文次はお遊を匕首で一気に殺すと騒ぎに気づいた与助も始末する。翌朝、主水は文次が昨日解き放しになっていたとを知り、藤屋ではお遊と与助が心中したと大騒ぎになっていた。そして丈太郎は与助が母親を誘惑していたと証言していた。仕業人チーム集合。主水は文次が牢屋にいる間、お遊は安全だと踏んでいたがまんまと裏を書かれ「今度ばかりは俺のドジだ」と悔やむが、やいとやと剣之介は相手にせず帰ろうとする。その瞬間、主水は小判を投げつける。剣之介が取ろうとするが、すかさずやいとやが笑顔で横取り。不満たっぷりの剣之介は主水に向かって手を差し出す。主水は剣之介と捨三にも小判を投げる。そしてやいとや本日の運勢コーナー。仕事の前の一服、お茶を入れると茶柱が立っている。「へー上々の吉だ」。つうことで女郎屋で酒を飲んでいた文次の額に針を打ち込んで始末する。その頃、丈太郎は叶屋に六百両を返済、これで縁切りだと言うが「そうはいきますかな」。叶屋はにこにこで藤屋を出たところ、お遊に線香をあげに来たと言う主水とばったり遭遇。「実は昔からここの女将さんに岡惚れしてまして・・・」「えー!あんたが?こりゃおかしい」と大爆笑。その瞬間主水が斬りかかるが、叶屋は主水の腕を掴むと主水の首筋に刀を押し付ける。脇差まで奪われて絶体絶命。しかし一瞬の隙を突いて脇差を奪い返すと叶屋を斬り捨てる。そして藤屋に戻り証文を焼き捨てている丈太郎の髷を剣之介が切り、お遊の亡骸が安置されている部屋へ引きずると総髪になった髪の毛で絞殺する。横たわるお遊と丈太郎。翌日、寒空の下、寒さに震えながら歩く主水の横を赤ん坊をあやす女が通り過ぎて行く。お・わ・り お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年05月18日 22時08分44秒
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