|
テーマ:心のままに独り言(8584)
カテゴリ:必殺仕業人
揚げ物中心生活。
必殺仕業人 第1話「あんたこの世をどう思う」 ご存知必殺シリーズ第7弾にして中村主水シリーズ第4弾。前作『必殺仕置屋稼業』の続編。仕置屋チーム崩壊から一年後が舞台です。「あんたこの世をどう思う/どうってことねえか/あんたそれでも生きてんの/この世の川を見てごらんな/石が流れて木の葉が沈む/いけねえなあ/面白いかい/あんた死んだふりはよそうぜ/やっぱり木の葉はぴらぴら流れてもらいてえんだよ/石ころはじょぼんと沈んでもらいてえんだよ/おいあんた聞いてんの?/聞いてんのかよ/あらもう死んでやがら/はあ―菜っ葉ばかり食ってやがったからなあ」(ナレーション:宇崎竜童/ダウンタウンファイティングブギウギバンド)。前作最終回で市松を逃したヘマで牢屋見回り同心に格下げされた中村主水登場。よれよれの羽織。無精ひげ。髷もぼさぼさ。仕事は囚人の見張り、打ち首チェックなど。その夜、屋台へ。芸人風の男女(中村敦夫・中尾ミエ)が一杯の蕎麦を分け合って食べている。男は主水に気づくと中村主水を知らないかと声を掛ける。「そうかい、知らなきゃそれでいい・・・あのう・・・金貸せ」。めんどくせー。男は突然どんぶりを投げ捨てると刀を抜いて主水の首に突きつける。しかし刀は竹光だった。超めんどくせーなー。主水は名前を聞くが立ち去ろうとしたため斬りかかり、男は竹光を構える。そこに女・お歌が分け入って「赤井・・・赤井剣之介!」と叫ぶが男が顔面殴打、足早に去って行く。すげーめんどくせーなあ。主水は仕置屋チーム崩壊後、江戸に残った捨三に加えキザな鍼灸師・やいとや又右衛門(大出俊)と組んで細々と裏の仕事を続けていた。今回の仕事は囚人の伝蔵(汐路章)の持ち込み。依頼人は豊島屋九助。相手は五万石の大名・沼木藩の奥方・お未央の方(安田道代)。捨三の調べによると沼木藩に奉公していた豊島屋の妹がつまらないことで成敗され、乗り込んだ豊島屋がお縄になったという。恨みの筋がはっきりしている。あとは殺すだけだが相手は五万石の奥方に主水は二の足を踏む。戦力が足りない。「これが一年前なら印玄もいた市松もいた。やると決まりゃ相手構わず乗り込んでブスッとやったもんだ。それが今じゃどうですかい?あの銀流しのやいといや一人が相棒ってんじゃこっちまで気が滅入って来るよ!」と捨三が愚痴を吐く。そこにやいとやがやって来る。捨三は女郎専門の洗濯屋に商売替え、そのため臭いがすごい。「いや敵いませんなーこの異様な臭気は。こう見えても私は神経質な性質でね」と嫌味たっぷり。仕事だけでつながっているためチームワーク最悪。やいとやは沼木藩の老女・松乃に色仕掛けで接触していた。ある日、捨三は剣之介・お歌の大道芸を見かける。お歌の月琴の演奏をバックに白塗り姿の剣之介が舞の様なものを演じて気合一発、笠を投げつけ竹光の刀を抜く。以上おわり。なんじゃこりゃ。しょーもなさ過ぎて金を払う客は誰一人いない。そこに武士たちが現れ、剣之介を連行するがお歌と逃走。剣之介は真野森之助と言う沼木藩の武士であり、お未央の方は許嫁だった。しかし旅芸人のお歌に惚れて脱藩、エリートサラリーマンの地位を捨てその日暮らしの生き方を選んだ。お未央の方は森之助=剣之介の行方を追っていた。森之助がお歌のために人を殺し駆け落ちしたこと、しかもお歌がちょいブサだったことが許せなかった。その後、やいとやの調べで豊島屋の妹はお未央の方の着物の裾を踏んだことが原因でお手打ちになったのは表向きの理由で、本当は殿様の手がついたことへの怒りと嫉妬だったことが分かる。そんなこんなで雨。仕事にならない剣之介とお歌は痴話げんか。大嫌い大嫌い大嫌い大好き的展開。二人は河原に立てた掘立小屋で「河原者」として生活している。稼ぎがないと食うことができないためお歌は古着屋で万引きをするが、逃げようとしたところを主水に捕まる。主水はお歌から剣之介のことを聞く。「人殺しと万引き女じゃこの江戸も住みにくいぜ・・・今の話聞かなかったことにするぜ」。そんなこんなで剣之介が合流。「やっぱりお前さんが中村主水か」。剣之介は市松に紹介されて江戸に来たのだ。江戸で中村主水を訪ねれば仕事にありつけるかもしれない。「・・・市松か!」。市松は無事に逃げ続けているようだ。今の剣之介にできる仕事は殺ししかない。今朝から何も食べていないため主水から一両借りると、その夜、飲み食いに全部使い切ってしまう。翌日、主水は剣之介を沼木藩の江戸屋敷に連れて行くとお未央の方が今度の的だと告げる。お未央の方は織物職人・源兵衛の技術を独占するため源兵衛の右腕を斬り落とす。その現場を見ながらも剣之介は「あの女は斬れん」と言う。お未央の方は元許嫁だと言うが「ただそれだけの理由で斬れねえって言うのか?」と呆れる主水。そんなこんなでお歌が沼木藩にさらわれ、剣之介はお未央の方殺しを引き受ける。仕事は一件五両、一人ずつ分け残った金は仕事を持ち込んだ奴が受け取る。剣之介は報酬の一両を主水に返すと仕事の準備にかかる。やいとやは鏡を見て身だしなみチェック、本日の運勢は大吉。「一様来福の喜びを得られる吉祥運あり。花も見ない間に散った過去を悔やまず。満を持して矢を放つは今」とイイ感じ。「が、盛運時に賭博心を起こすは奈落へ落ちる。女性の縁は色難ありて苦労することあり。再婚は可なり」。うーん。。。その頃、お未央の方はお歌に嫉妬と怒りをぶつけていた。森之助は一緒になるはずの男だった。しかしお歌は森之助を惑わしてはいない。森之助がお歌に惚れたのだ。一方、お未央の方は森之助という許嫁がありながら殿を選んだ。お歌のことをとやかく言う資格はない。しかし「森之助は私のものじゃ!お前のような卑しい女に森之助を私はせぬ!」。そんなこんなで主水が雨戸越しにお未央の方の側近を刺殺、やいとやが真っ赤に焼いた針を松乃の額に突き刺す。そして剣之介がお未央の方の前に現れる。「森之助!会いたかった!いつかきっと私のところに戻って来る、そう信じていた・・・」。お未央の方は剣之介に抱き着く。「貴方が私を忘れるはずがない!あのような卑しい女に惹かれるはずがない!」。うっとりしたお未央の方を抱きながら剣之介は鉄製の指輪でお未央の方の髷止めを切ると乱れた髪の毛で首を絞める。その後、緊急会議。やいとやは剣之介の加入に反対。お尋ね者を仲間に加えるのはリスクが高すぎる。そこに剣之介がやって来る。呼んだのはやいとやだ。「八丁堀、その人を連れ込んだのはあんただ。だからあんたの前ではっきり言っておく。俺はお前さんを信用できねえ。だから一緒に仕事をする気もねえ」。しかし主水が言い放つ。「やいとや、俺だってお前エなんかはなっから信じちゃいねえや。お前エだけじゃねえぞ。あの捨三もあのノッポも、俺はだーれも信じちゃいねえ。俺たちは人様の命頂戴して金稼いでいる悪党だ。だから仲間が欲しいんじゃねえか。地獄の道連れがよ。その道連れを裏切ってみろ。地獄へも行けやしねえぞ」。結論は出たが「それにしてももっと金が欲しいな」と言う剣之介に呆れる主水。お・わ・り お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年05月13日 08時48分57秒
コメント(0) | コメントを書く
[必殺仕業人] カテゴリの最新記事
|