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カテゴリ:料理
キャンプの楽しみは、アクティビティと食べ物だと思う。 そして、参加形態(家族構成)で、食事メニューは異なる。
複数家族参加で子供がいる場合は、まず、食べ始めの時間に子どもがおなかを満たす食べ物が必要である。 BBQで炭焼きメニューだと、大量にいろいろ焼くのが忙しくなる。 火力調節と、焼く手順で技が必要で、自分ががとられると他の料理が出来なくなる。 そこで、ダッチオーブン調理のガッツリ料理を1品仕上げる。 簡単なのが、ごはんとカレーなのだが、ワンパターンを避けたいので、別のなにかを探す。
そこで、今回の参加者と打ち合わせて、メニューを決めた。 栃木だから、餃子だろうと、「栃木だ、那須だ、餃子キャンプだ!」というノリでメインが決まった。 そして、子どもの腹を先に満たすメニューとして、ダッチオーブンにスライスジャガイモを敷き詰め、牛乳やクリームやチーズを使ったジャガイモピザを考えた。 今回、事前に考えたメニューはこうである。 手作り餃子。 ジャガイモピザ。 ポトフ。 ダッチ丸鶏焼き。 焼鳥。 という構成にした。
そして、野菜を農家直売所で買った。 すると、農家直売所では、ジャガイモやニンジンがない。 その代わりにトマトやサツマイモや、山菜がたくさんある。 仕事も人生もあるもの勝負で、最上の結果を求められることは変わらない。 だから鍋の中身が変わってもおいしければいい。
結果として今回は以下の通りとなる。 手作り餃子。 豆トマトスープ。 ネギ間の焼き鳥(塩とタイ風ガイヤーン味)。 ダッチ丸鶏焼き(インド風タンドリー味、タイ風ガイヤーン味)。 ニジマスのムニエル。(塩原グリーンビレッジ内で、釣った魚。) フキの煮つけ。 タラノメ(ハラギリ)の煮つけ。 カブの浅漬け。(カブを切って塩もみ、浅漬けにする。) 鍋でご飯炊き。
炭焼きBBQが中心メニューではない。
今回は、塩原グリーンビレッジ内で宿泊したコテージと炊事場が近かった。 そのため、カセットコンロを炊事場に持ち込んで、切って、ゆがいて、炒めて1品を作るといった技が使えた。 カセットコンロも施設で借りたのが2台で、各家族が持参したものが3台あったので、スープと丸鶏ダッチで2台を使い、そのほかに、米を炊き、もう一台を炊事場で使う。
炊事場で作った料理は以下の通りである。 豆トマトスープの準備。(豆は、浸水させゆがいて、ダッチへ。スープの味付けは、オリーブオイルとニンニクと玉ねぎとトマト。温めたオイルにニンニクを入れ、香りを出させ、刻んだナスと、ジュース用の柔らかいトマトを2袋、16個を投入する。カブも入れる。水は一切使用しない。また、キャベツの外側の固い部分も入れる。サツマイモも刻んで入れる。年齢を重ねるとたくさん野菜を取りたいと思うし、野菜からおいしいエキスがたくさん出る。そこにシャウエッセン薫香を刻んで2袋入れる。さらに湯がいたクサギを刻んで入れる。味付けは、赤ワインとマジックソルトとチリパウダーだ。この日は朝から雨が続き、寒かったので、入れすぎたチリの辛さが、寒い外めしでの大人の体を温めた。子どもは食べられないピリ辛となる。) クサギをゆがく。 (おそらく、クサギだと思うが、ドクダミのような強烈なにおいがしている。閃いたのは、丸鶏のハーブとして蒸してしまうのと、マスの臭い消しとして使うことだ。→丸鶏の腹の中に入れる。→マスのムニエルでハーブとして使用。→豆トマトスープのスパイスとして使用。) 炊事場で、洗物をしていた別のグループのお母さんは、「わーッ。野菜がいっぱい。」と声を上げていた。
フキの煮つけ。 (フキの筋を取りながら、あたりにフキの爽やかな香りが広がる。この少し癖のある苦い感じが、体を冬モードから夏へと切り替える。) タラノメ(ハリギリ?)の煮つけ。醤油とはちみつで煮る。→ごはんの友になる。
丸鶏ダッチオーブン。 (丸鶏2羽を解凍する。1羽にはタンドリースパイス、1羽にはタイ風ガイヤーンスパイスをすりこむ。おなかの空洞に、クサギを詰め込む。鍋に丸鶏2羽を入れ、周りにサツマイモを入れ、ネギの青い部分を全体に重ねる。青首ネギから出る香りづけを狙う。)
マスのムニエル。 (マスのおなかをさばく。肛門から刃を入れ、内臓を取り出す。釣ったばかりのマスは死後硬直で、氷漬けのように固い。6匹の内臓を取り、小麦粉を用意する。熱いスキレットに、オリーブオイルとつぶしニンニクを入れ香りを出す。そこに小麦を付けたマスを入れる。ハーブとして、フキとクサギを散らし入れる。じっくり弱火で、スキレットからのジワリとした力強い熱を掛ける。1回に3匹づつ焼いていく。スキレットの全面を覆う蓋をする。途中でひっくり返す。再度ひっくり返し、そこに切ったバターを乗せる。魚全体にバターが溶けて香ばしくなる。2回目も同じ手順だが、米を炊くために鍋のふたを使ったので、小さめのフライパンをかぶせて焼いた。すると、マスの表面がジューシーではなく、こんがり焼ける。マス全体を揚げたてのような衣で覆われる。→カリカリのマスは、子ども達が食べた。うまさで、みなが箸をつけ、すぐになくなるほどうまかったそうだ。フキとクサギとバターのマスは洋風とも違う味わいで美味。微かに風味がついている程度な味わい。和のスパイスマスターを目指したくなる。) 炊飯。 米を鍋で炊く。5合の米に1.2倍の水を加えて火にかける。
手作り餃子。 皮と餡を手作りする。(ウー・ウェンの北京小麦料理を教科書にする。)
焼鳥。 串にもも肉とネギを交互に刺すところから始める。味付けは、塩とタイ風(ナンプラーとオイスターソース)
料理についてはこう考える。 大人数(子どもあり):スタート時に子供が食べられる一品。 大人数(子供なし):BBQで十分。辛さ、アルコール使用など無制限。 少人数(子どもあり):まず子ども優先のBBQなど。 少人数(こどもなし):好きにやってください。 結局、子どもがあるかないかで、メニューを変更する必要がある。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.05.22 05:32:51
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