TAP STAND (タップ スタンド)
03-3226-0566
東京都新宿区新宿3-35-3 森治ビル1F
びあマのSNSを見ていたら、「TAP STAND (タップ スタンド) 」訪問記事が上がっていた。
新宿で美味しいクラフトビールが飲めるようになったらしい。
23TAPが設置され、打ち抜かれるビール樽たちは、青いニット帽をかぶったビールオタクの副店長がセレクトする。
3月8日は、白ビールは1種類しかない。
全体的に、男っぽい品揃えに感じた。
そう話すと、白は、これからたくさん出てくるとのこと。
店に入り、窓際のカウンターに案内され、ビールを注文し、しっかり手元の手帳に特徴などを記録する。
注文したのは、「New Belgium Shift Pale Lager(シフトペールラガー)」 「New Belgium (ニューベルギウム)醸造所」というpale lager分類のビールだ。
店員の女の子に、製造年月日がわかるか?と質問したら、2日目ですと、回答がきた。
おそらく、開栓2日目だろう。
非常に様々な局面を感じさせるビールである。
コリアンダーのベルジャンぽいまろやかさもあるが、飲みごたえは非常に鋭い。
気泡が細かい。
舌先でプチプチしている。
ビールを飲んで気になるのは、製造年月日とその輸送方法である。
船なのか、飛行機なのか、リーファなのか。
それと、そのビールの日数による味の変化である。
尖っているのか、まろやかになるのか、極上の飲みごたえのポイントがありそうである。
そんな会話をしながら、カウンターとなりの女性に話かけ、互いのビールを一口交換する。
彼女が飲んでいたのは、saint archer IPA(セイントアーチャーIPA) 7% 「Saint Archer Brewery(セイントアーチャー醸造所)」だ。
非常にフルーティで、グレープフルーツジュースのようだ。
ホップからくるグレープフルーツの皮の苦みとさわやかさと、ジュースっぽい濁りの飲みごたえがある。
IPA好きの彼女は、様々なIPAを飲み比べているそうだ。
メニューにSierra Nevada Brewing シエラネバダ Pale Ale ペールエールがあったが、樽は缶とレシピが違うという。
厨房に立つ、赤いニット帽をかぶった店長がそうおっしゃっている。
品揃えで、おもしろかったのは、スイスのbon-chien2014 ボンシェン2014 strong sour ale 11% ストロングサワーエール で、乳酸菌を加えて樽で寝かしているそうだ。
飲むと、すごく酸っぱい。
ドゥシャス デ ブルゴーニュ (Duchesse de Bourgougne)のような、芳醇な酸っぱさである。
上質な黒酢を飲んでいるようだとは、カウンターで同席した彼女のコメント。
すごく健康的なフィーリングが伝わるビールである。
IPAビールラバーの彼女と、TAP STANDでその日にたまたま揃った品揃えのビールを飲み比べ、東京のとんでもなく進化し続けるビールスポットについて語り合う。
このブログをお店の人が見るかどうか不明だけど、bon-chien2014 ボンシェン2014 を注文したあと、チェイサーを頂いた。ありがたいのだが、その水の味をどうにかしてほしい。塩素くさい。ビールを味わうために舌先のボルテージをマックスに増幅しているので、水モノ全てに舌センサーが敏感に反応してしまう。浄水器が欲しい。