ブログ「鉄道幻灯館」

今年は例年以上にクマの目撃例や被害例が多く、少し前は連日のように報道されていました。北海道ではすでに冬が近づいており、クマは冬眠に入るでしょうから、これから事件の件数は減っていくと思われます。

見事に色づいているこの場所、わたくしがこの国鉄色を撮影した日の夜、クマと列車の衝突事件があり、ニュースで掲載された写真から推測して多分このあたりだろうと思われるのです。しかも、付近に別のクマが潜んでいるかもしれないということから、JRが夜間の復旧作業を見送ったため、乗員と乗客は一晩、列車の中で過ごしたということが報道されていました。

わたくしがこの写真を撮影したとき、ここには他に3人の同業者がいらっしゃったので、クマも近寄ってこないだろうと根拠のない自信を持ってスタンバイしていましたが、まさかその夜にクマと列車の衝突事故が起こるとは想像もしませんでした。

しかし、この列車を撮影する前には向こうの方からこのカーブにキタキツネが近づいてくるのを目撃しましたし、すぐ近くの場所では立派な角を持ったオスのエゾシカが畑を横切っていくのをしっかりと見ました（思わず撮影してしまいましたが）。

このあたりは富良野の町からそれほど離れていないのですが、動物王国であるというのを改めて実感しました。

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先日、木次線で最後の秋を駆け抜ける「奥出雲おろち号」の動画をYou Tubeにアップしました。リンクは、​こちら​から。ぜひ、ご覧ください。