ヒルサイドを後にしてお隣りのズーラシアへ。
1999年に第1次開園したズーラシアは徐々にエリアを広げ、現在の面積は約40haだという。ズーラシア (Zoorasia) という名称は、動物園 (Zoo) とユーラシア (Eurasia) を合わせた造語。広大な園内は気候帯と地域別に分かれていて、動物だけでなくその土地の植物を植え、わずかではあるが農具や調理用具など生活環境を覗かせる展示物もある。動物たちは約70種400点が園内に暮らすそうだ。今回はヒルサイド側から入園したため、通常の順路とは逆方向に歩くことになった。最初に見たのはアカカワイノシシ。横浜市の姉妹都市アメリカのサンディエゴから贈られたものらしい。お隣りは世界三大珍獣の一つであるオカピ。しきりに長い舌で壁を舐め、お尻を向けている。毛艶が良く、足は縞模様だ。さすがに暑さで参っているのか動物たちの多くはグッタリと横になっている。ホッキョクグマなど敷物のようにのびていた。元気だったのは水の中を泳ぐペンギンの群れとアシカ。どちらも水の中の様子が見られるように工夫がなされている。希少価値の高い動物たちを間近で見られるのも魅力的だ。日本初公開のコンゴクジャク、天然記念物のツシマヤマネコ。テングザルは疲れ気味か木の上で器用に眠っていた。カンガルー、ワラビーの群れが食事を採る様子も見られた。たくさんの動物たちを見ながら3時間あまり、いい運動になった。夏休み中は、夜の動物の姿を見学できる「ナイトズーラシア」が行われているので、ヒルサイドと合わせ1日遊ぶつもりで来られてはいかがだろうか。
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最終更新日
2009年07月21日 12時09分55秒
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