テーマ:懐かしのフォークソング(676)
カテゴリ:ふきのとう
まずはこちらをお聞きいただきましょう。
アート・ガーファンクルがS&Gを解散後、最初のソロアルバム「Angel Clare/天使の歌声」(1973年)の中の、Mary Was An Only Child という曲です。 日本用にシングルカットされ「ひとりぼっちのメリー」という邦題が付いています こ・れ・は ・・・!! ふきのとうファンの方ならお判りかと思いますが、あの曲の前奏間奏とまんまですよね。 最近知って、驚きました。 まぁ、有名なクラシック曲を間奏に使うのは(パッヘルベルのカノンであるとか、モンティのチャルダッシュであるとか)ままあることで、パクリという悪い意味ではなく、明らかに元ネタはこれですとわかる、引用とでもいうのですかねぇ 敬意を込めるとオマージュというのでしょうか。 ええ、石川鷹彦さんのライブ話をこのブログでも書いたことがありますが、伊勢正三「22才の別れ」や、吉田拓郎「リンゴ」などの印象的なイントロ部分は、アレンジャーである石川さんがメロディーを作ったというように、その本歌の作曲者と、イントロや間奏などその曲全般の編曲を行う人は別であることもあると。 そうすると、「流星ワルツ」の作曲者は山木さんですが、この件のイントロを作ったのは、アレンジャーである瀬尾さんである可能性は高いですね。 もちろん、確認したわけではありませんし、したいとも思いませんが… (聞いてどうなる?という話ですよね) そうだったのかな?って、想像して楽しんでいるだけですので。 Wikiで調べると、アルバムのチャートも残ってるぐらいなので、日本でもそこそこヒットしたのか? しかし、S&Gほど誰でも知っているほどの大ヒット曲から選んだ訳ではなく、ガーファンクルのソロからというのがちょっと捻ったところか… ポール・サイモンのレコードなら何枚か持っている夫に聞かせてみたけど、ガーファンクルのこの曲は記憶になかったみたい。(ポール・サイモンの方が好きなようですから) 天使の歌声と言われたアート・ガーファンクルと、作詞作曲・ギター演奏の能力に長けたポール・サイモンとのコンビ。後のふきのとうのスタイルにも通じるものがあったのかしら。。 とにかく、40年の時を経てこの曲の発見は、個人的に音楽に関するものでは2015年で一番の驚きと言っても過言ではありませんでした。
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前から知ってましたが、こういうのクレーム出ないんですかね。
まあ、アートガーファンクルが「流星ワルツ」を聴いてなければわからないと思いますが、聴いてないでしょうね(笑) (Dec 19, 2015 09:10:57 AM)
北極星さん
----- コメントありがとうございます。返信遅くなってスミマセンm(__)m あー、やっぱり、知る人は知っていたということですか。 ファンの中では、結構、有名な話だったのかしらん? クレームについては、まぁ、詞が酷似していれば最近でも問題になる話ですが、メロディーはどうなんでしょうねぇ、歌の部分ではないし、OKなんでしょうかね??笑 (Dec 24, 2015 01:13:11 AM)
あくまでLIVEでの話しですが、当時、「田舎町」を演奏した時には、後奏でビー・ジーズのメロディ・フェアをつかっていました。
LIVEアルバムの「日比谷野外音楽堂」では、短縮した形でしたがその痕跡が確認できますよ。 ただ、当時著作権の問題で短縮したのだろうと思っていましたが、「流星ワルツ」はしっかりと、全て同LIVEアルバムに収録されていますね。 (Feb 21, 2019 11:13:56 PM)
wind shipさんへ
ようやく確認しました。 そうですね、後奏でちょっとだけ、出てきましたね 元々、田舎町の雰囲気がちょっとメロディーフェアに似てる感じはありますしね オリジナルでは使われていませんから、LIVEだけでちょっとしたお遊びかも 「流星ワルツ」はオリジナルもがっつりですから、まぁ、よくわかりませんが、良かったんでしょう(笑) 2003年刊行の「新しい朝」という本に(私も持っているのですが)、流星ワルツのメロディーのこと、書かれていました。山木さんが驚いたと言っているので、瀬尾さんがあのように作ったんですね。もう既に答は出てたのに、「メアリーの子羊」と書かれていて私が何の曲のことか理解していなかったんです。 (Mar 4, 2019 02:14:05 AM) |
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