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カテゴリ:美術、日常生活と健康
金曜日に、残業をしていたら、妻から電話がかかってきた。 母の容態が急変したとのこと。 連絡メールを書いた後、自宅に帰り、娘と共に病院に行った。 病院には従兄弟の看護士が母の面倒を見ていた。 彼女は、帰宅途中で、病院から連絡があったのだそうだ。 病室に入ると、妻がいた。 妻も死に目に会えなかったそうだ。 母は亡くなったと思えないような安らかな顔だった。 食べられなくなっていたので、鼻から栄養を入れていたが、ストレスがかかっていることがわかり、胃瘻の手術をしたのだ。 後で保健師をしている妹に聞いたら、うまくコントロールされていたので、あまりむくみはひどくなかったようだ。 家に運ぶ話になって、死亡診断書があると自分で運ぶことができるという話を聞いて、滅多に経験できないことなので、今回は自分の車で家に運んだ。 車から出して部屋に運ぶまで、足なんか腕みたいに細くなっていたのに、意外に重いことにびっくりした。 昨日は火葬、今日は葬式とバタバタしてしまった。 父の時はこういう感じではなかったので、多分日程的な問題だと思う。 私は昔のことをあまり覚えていないのだが、今回母親の昔の話を周りの人たちから聞いて、若々しかった母親の姿、仕事をしながら歌っている姿などを思い出した。 私の子供の時の記憶も蘇ってきた。 単なるノスタルジーかもしれないが、昔は貧しくとも肩を寄せ合って生きていて、今考えると、隣との交流も含め、人間らしい生活をしていたような気がする。 今週は手続きをかたずけなければならず、その後の雑事もあり、しばらくは気が休まらない日が続きそうだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015年11月30日 21時28分45秒
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