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bunakishike

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2016年02月11日
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カテゴリ:クラシック音楽



harnoncourt.jpg
昨年末にに引退を表明したアーノンクールのベートーヴェン交響曲全集の第1弾にしてラストレコーディング?になった一枚。
ベートーヴェン全集は期待していただけに、このニュースは結構ショッキングだった。
ところがこの CDを聴いて、全集にならなくても別に惜しいという気持ちが失われてしまった。
第5番の解釈が私には理解できなかったからだ。
最初から違和感バリバリ
の解釈だ。
最初の伸ばしからディミヌエンドしている。
それから最初に戻る前にパウゼが入っている。
このパウゼはその後も何回も出てくる。
そのために、聴いていると梯子を外されたような気分になってしまう。
終結部のトランペットのいやらしい伸ばしも、やな感じだ。
第二楽章もパウゼがあり、チェロの変奏の最初の音を長めに弾かせて違和感バリバリだった。
第3楽章の第二主題の後半もパウゼが入っている。
第4楽章はさすがにないだろうと思っていたら、エンディングでパウゼが何回も出てくる。
何やらナイナイのゴチになりますで自腹で払う人を発表する時みたいな感じだ。
結局??が続いて、終わったような気が全くしない。
最後の伸ばしで、途中からティンパニが入るのも違和感がある。
よく言えばユニークなのだろうが、それほど何回も聴く演奏ではないと思う。
第4番はそれに比べれば、普通の演奏。
全体にさっぱりしていて、悪くないが、アーノンクールらしくないと一割れるかもしれない。
第2楽章などとてもいい。
第4楽章のファゴット・ソロもあっけらかんと演奏されている。
昔ファゴットの難所と言われていて、クライバーがバイエルン国立歌劇場のオケを演奏したライブではこの部分をハラハラしながら聴いていたことを覚えている。
これが1982年で、もう30年以上昔のことになってしまった。

Harnoncourt Beethove:Symphonies Nos.4, 5(Sony )

1.Beethoven:Symphony No.4 in B flat major,op.60
5.Beethoven:Symphony No.5 in C minor,op.67

Nikolaus Harnoncourt(cond)
Concentus Musicus Wien

Recorded May,8-11,2015,Goldener Saal,Musikferein,Vienna








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Last updated  2016年02月11日 18時48分05秒
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