テーマ:給食の思い出(284)
カテゴリ:健康・ダイエット
給食の主食で年代が分かる? 皆さんの小・中学校の給食の主食は何でしたか? ぼくはずう~~~~っとパンでしたよ。 ではいつからご飯が出てきたのでしょうか? 1976年からなのです。この年にはぼくはすでに23歳になっていました。 これじゃあ、ご飯給食にありつけなかったのは当然ですね? 国内の米の需要が減った ↓ 日本食の良さを見直そう ↓ 米飯給食を導入(1976年) ↓ 米飯の目標を週3回とする(1986年) ↓ 全国平均週2.9回(2005年5月の統計) ということで国の計画はほぼ達成された、ということね。 めでたしめでたし。パチパチパチパチ(拍手の音)。 しかし、これって平均なんですよね? ということはもっと少ないところもあるし、もっと多いところもある。 多いところってどのくらいなの? 週5日。 そうです。完全米飯給食を導入している学校(及び幼稚園、保育園)が 少なからずあるのです。 そこでそういう学校や幼稚園、保育園の校長や園長、及び関係者、 生徒・児童・園児、保護者などの談話を短期連載でお送りします。 まず、なぜこのごろ「食育」「食育」って話題になっているのでしょうか? それは、「食育基本法」が2005年7月に施行されたからです。 http://www.e-shokuiku.com/kihonhou/index.html 国はそれに基づき2006年度から本格的に「食育」を推進しているわけです。 第一回目は新潟県三条市立南小学校[校長・伊藤みさ子(55)] 「子供たちの記憶に強く残る給食は、まさに食育の入り口。 給食は小中学校で9年間もある。日本食で味覚を育てていくことは、 子供たちの健康や将来にとって重要なことでは?」(伊藤みさ子校長) 「米を食べる機会が減っている。とくに小学生の子を持つ若い世代の家族では 主食量の低下も目立つ。 日本食は自然に栄養バランスがとれるようになっている。白いご飯は、 野菜や魚など食物の味を引き立てる。主食としてパンやめんではなく、 腹持ちの良いご飯をしっかり食べれば、いらない脂も抑えられる」 (田村直さん/三条市食育推進室の管理栄養士) 「しょっぱかったり甘かったり、いろんな味がするから給食は大好き」 (8歳の男子児童) ★米飯給食に消極的、不満派の意見 「もっと多様な献立でバリエーションを付けたい」 「子供たちの楽しみを奪うことになる」 ★同市食育推進室によると、 「米飯をつづけることで、食べ残しは着実に減っている」 ということですよ? [出典]教育ルネサンス(読売新聞) http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/niigata/kikaku/078/70.htm 子供の食事は大丈夫?おいしく、楽しく、正しく食べて欲しい。 いま、学校から始まる「食育」。 【目次】 はじめに いま、なぜ給食なのか/第1章 日本人の体が危ない/ 第2章 子供に何をどう食べさせるのか/第3章 なぜ給食革命か/ 第4章 給食を通じての食教育/第5章 和歌山プロジェクトの 全貌―未来ある子どもたちのために/ 第6章 子供の食と学校給食の現状―幕内秀夫氏の講演から お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[健康・ダイエット] カテゴリの最新記事
|
|