カテゴリ:料理・食べ物
一口、150回ほども咀嚼して食べる。
ゆっくりと、ごく少量の玄米を口に入れて、口の中の食物の形が なくなるまで噛んでいると、その行為が、 しだいに静かな楽しみのようになってくる。 (富田麻予/『ぼくは給食を食べていません』の著者) 明治のころ、西洋医学の医者が治せぬ病いを、 食べものを変えることによって治した医者がいた。 石塚左玄という。わが国食養医学の礎をきずいた人である。 その志は現代の穀食主義、玄米食へと受け継がれている。 気候風土にあわせて、その土地でできるものを食べることが 肉体的・精神的健康をつくる。「体育・智育・才育は、 すなわち食育である」と左玄は説く。本書は、明治から大正にかけて 版を重ねた大衆向け食養解説書を現代語訳したものである。 【目次】 緒論 夫婦アルカリ論/第1章 人類は穀食動物なり/ 第2章 穀類およびその他の食品の化学的性質について/ 第3章 温浴および発汗は人体の脱塩法なり/ 第4章 夫婦アルカリの性質・効力および結果論/ 第5章 「智」と「才」の性質論/結論 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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