ひかりゼロの鉄道雑記帳＆徒然日記

2018年3月30日。米原に居た。たしか ​南彦根ステーションホテル​　に泊まったと思った。増築を繰り返したようで、同じフロアで段差があったりした面白いホテルだった気がする。

　彦根からそのまま行けば良いものを、わざわざ米原に戻って近江鉄道に乗る。



　黄色の可愛らしい2両編成の電車がお出迎え。米原駅を発車。




　車窓から東海道新幹線を激Vで撮れるような路線は、近江鉄道以外にはなかなか無いのではなかろうか。次の駅はフジテック前。写真に見えてるタワーは、フジテックが製造するエレベータを実験するタワー。高さ170メートルの研究施設です。

　多賀大社前まで行きます。

　多賀大社前駅を出ると、駅前に縁結びみたいな石が置いてあり、すぐに鳥居。



　参道はこちら、と、実にわかりやすい。直進して橋を渡って左手に向かいます。。



　延命地蔵菩薩です。三途河、閻魔大王と書かれています。実は地蔵菩薩と閻魔大王は一体（化身）という信仰がありまして、一緒に祀られていたりします。地蔵菩薩は閻魔大王の捌きを受ける前に、その罪が軽くなるように付き添ってくれる菩薩です。罪の種類が6種あるので、それぞれに一人の菩薩がついて、六地蔵として祀られることが多いです。死後の世界でお世話になる地蔵菩薩ですが、どういうわけか巡り巡って現世でもしっかり信仰すれば健康長寿でいける、というような謎の経典ができてしまい、こんにちに至ります。なので、延命地蔵、身代わり地蔵、などは各地にありますね。

　暫く歩くと多賀大社です。道の左手に入り口が現れます。



　神門を通り抜けるとすぐ太鼓橋がありまして、ここの太鼓橋は渡ることができます。豊臣秀吉が奉納した言われから太閤橋と呼ばれることもあるそうですが、神社によれば太鼓橋。そり橋の表記もありました。



　多賀大社拝殿。御祭神は伊邪那岐と伊佐那美の二柱。言わずと知れた日本をつくった神様で、健康長寿、縁結び、厄除けなどにご利益があるそうです。

　色々見ましたが、それは別の機会に譲り、それでは近江鉄道に戻ります。



　車体に描かれているこの着ぐるみはなんだろうな、と思ったら、左側が​滋賀県イチオシでCMまでつくってしまった​石田三成が猫に憑依した「いしだみつにゃん」、右が島左近が猫に憑依した「しまさこにゃん」だそうです。特技は奇襲と待ち伏せとかトンガッたキャラクターです。



　まぁ、古い西武電車みたいな色をした元西武の電車も居れば、



　どう見ても西武にしか見えない電車が放置されていたり、不思議な会社です。

　でもやっぱり近江鉄道といえば、



　アホみたいに東海道新幹線と並走して一直線なところ。こういう場所を130km/hくらい出しても大丈夫なように改造したらどうですかね。古いままで放置しているのがもったいないと、地方路線に乗るとよく思います。