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財政破綻した夕張市の総合病院。そこで奮闘する医師達のドキュメントだった。
登場する村上医師の、患者に接する姿に感動した。 みずから訪問医療を引き受け、患者にはもちろん、その家族に対しても まごころのこもった対応をする。曰く「入院してもらうよりも訪問のほうが 市の財政が軽く済むんですよ。」 彼のような誠実な医師が、他にどのくらいいるだろうか? もし日本中の医師が 彼ぐらいの人間性を持っていたら、と思わずにいられない。 金儲けだけに走る悪徳医師や「障害者自立支援法」という悪法を考え出した 悪人達がいるこの世に、確かに優れた医師も存在しているのだ。 リハビリを続けて、車椅子から歩けるように回復した84歳の元炭鉱夫の姿も 見ていて応援したくなってしまった。 この患者を診ていた医師(?)も素晴しい。 家族の意向で退所後、養護老人ホームへ入れられそうになると聞き、我がことの ように悩む姿に忘れられた医師の姿を見た思い! 結局、ホームへ行かないですんだのはよかった。 村上医師の言葉で印象深い言葉をもうひとつ。 「病院は非日常の世界であって、勧められる環境ではない。 介護は病院が 作り出している。 医者は患者の病気しか診ないで患者の生活を診ていない。」 破綻した夕張にこのような素晴しい医師達が頑張っていることに心からの エールを送りたい! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
いきなり失礼します。
私もちょうど見ていました。 元炭鉱夫の回復していく姿に感動を覚えずには入られませんでした。テレビはやらせが多い中、この回復振りは、けっしてやらせではできないことです。 村上医師のことは一度ニュースで見たことがあって その後どうなってるのか気になっていたところでした。普段テレビは、つまらなくてあまり見ないクチですが、今日は見てよかったです。 (2007年10月02日 00時39分19秒) |