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テーマ:ひとり言・・?(17659)
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9年前の内橋克人氏とニュージーランド人による講演内容を読んだ。
規制緩和を行ったニュージーランドはどのように変わったか? それから推測して日本の規制緩和がこのまま進むとどのような社会が 到来するかが書かれている。 びっくりした! 当に現代の絶望日本が9年前に見事に予測されているではないか。 内橋克人氏が「市場原理主義至上主義」と呼んで警鐘を鳴らしてきた怪物に 現代の日本はずたずたに引き裂かれているではないか。 ニュージーランドは徹底した規制緩和によって、富める者と大企業が栄え、 貧困者が増大し、女性、障害者、こども、マオリ族(原住民)が虐げられる社会が 現出してしまったという。 それなのに、政府関係者は自国の改革は成功だったと吹聴しているそうだ。 日本でも9年前、ニュージーランドでの成功を挙げて、完全な規制緩和が必要だと 説いていた経済学者をテレビで何度も見た記憶がある。 今の日本を見ればわかるとおり、日本も富める者と大企業のみが潤い、貧困に転落して しまった人々が増大してしまった。 ニュージーランドで実験されていたことがそのまま起こってしまったといえる。 当時の講演では、「日本はまだ引き返せる。」と言っているが、今の日本は この惨憺たる社会を軌道修正できるのだろうか? 愚かな政治家と愚かな経済人と愚かな学者どもによって日本はとても住みにくい 悪い国にされてしまった。 この現状を打ち破るには市民の結束が必要だと書いてある。 市民が窮状を声に出し、それを大きなうねりにして、運動として国にぶつけて いくべきだという。 そのような運動が巻き起こって欲しいものだ。 ちなみに内橋克人氏のこの意見は「すり替えられた規制緩和」で検索して読めます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
始めまして、
お金の為なら何でもする社会、良くないですよね。 お金は、人が幸せになるための道具でしかなく、目的ではないですから。 貧しい貧困な生活をしていても、幸せになれる方がいます。 お金をいっぱい持っていても、不幸な家族は多いです。 (2007年10月17日 07時03分57秒)
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