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カテゴリ:おひさま
連続テレビ小説「おひさま」|NHKオンライン
NHK 長野放送局 連続テレビ小説 「おひさま」 20日土曜の回(歌ありオープニング) 昭和23年(1948年)1月 育子から長い手紙が届いたそうだ。 2階の部屋で手紙を読む陽子。 (回想シーン) 東京の出版社。 育子はパーマをかけたヘアスタイルだ。 同僚の男性からは「育ちゃん」と呼ばれていて、文章チェックを頼まれる。 (小さな小さな出版社で給料も安いが、今は忙しくて楽しい、と手紙に書かれていたそうだ) 文章チェックした育子は笑い出して「素敵!」と返事。これには同僚の男性も自信を持った様子。 上司(と思われる人)も育子に声をかけて出かけていき、同僚の女性も困ったら相談に乗る、と育子に声をかける。育子は会社の人達ととてもうまくやっている様子で、とても楽しく充実している感じ。 (育子はやっと自分の場所を見つけたんだなと思ったそうだ) (回想シーン終わり) 陽子は横で昼寝をする日向子の頭をなでながら「育子おばちゃん、頑張ってるみたいよ」と小さな声で言う。 2月には茂樹の松本の医学専門学校の受験も控えていた。 須藤家1階。 勉強がはかどらないのか、難しいのか、ため息をついて勉強の手を止める茂樹。 良一がやってきて茂樹に様子を聞くと、茂樹は頑張っていますと返事。 良一は長い闘いだな、と言って応援するが、茂樹は礼を言った後で一応合格してしまう可能性があるので受ける前から「長い闘い」というのはちょっと、と言う。 良一は笑いながら謝って茂樹に手ごたえを聞くと、茂樹は「いえ、ありえません。断言できます!」と自信満々?の返事。 良一は笑いながら胸を張って言う事か、と茂樹に言って再度応援をする。 良一は居間に行って春樹の写真を見て微笑んで頷く。 一方茂樹は良一が隣の居間に行って本を読んでいる事を確認して、ノートの間に挟んであった手紙を良一に気づかれぬようにそっと取り出す。 手紙には 「元氣(気)にしていますか。私は東京で充實(実)した日々を過ごしています。今は小さな出版社で一所懸命働いています。 記念すべき第一回目の受驗(験)、頑張ってください。 さあ果たして何回まで受驗はつづくのでしょう。まさか一回で受かろうなんて考えてないですよね。 でも世の中何が起こるかわからないです。頑張って。 茂樹君へ 育子」 と書かれている(「記念すべき」から育子の声で読み上げ)。 少し微笑んだりしながら読んでいた茂樹。最後に「茂樹君へ」とあるので、茂樹は「茂樹さんだろ。「さん」」。とボソッと独り言を言って微笑む。 良一が「何か言ったか?」と茂樹に聞き、茂樹が「いえ」と答えると、良一は「ならいいんだ。茂樹さん(!?笑)」と言う。茂樹は前を向くが、しばらくして「えっ!?」と言って良一の方を向く。 夜、丸庵居間。 陽子は和成の膝の上にいる日向子に離乳食を食べさせている。 丸山家の家族の他に茂樹もいて一緒に夕食だが、丸山家一同皆日向子の方を見ながら「食べた食べた」など言って楽しそう。 茂樹は箸を置いて「あのー」と言って、どうして誰も試験はどうだったか聞かないのか、と皆に聞く。 これには皆聞きづらかった、という表情。 陽子が「どうだった?」と笑顔で聞くと、茂樹は「遅いよ」とちょっとムッとした顔で返事して皆で笑う。 陽子が改めて聞くと、茂樹は笑顔で「全く駄目でした。」と返事。 陽子が「な~んだ、もう」とちょっと残念そうな顔をすると他からもため息。 和成が「大丈夫。なれますよ。」と言って何年かかってもいいじゃないか、と茂樹を励ますと、茂樹は礼を言ってまだ試験の結果は出ていない、と話す。 和成は「えっ」と言ってしまったという顔をすると、徳子は「そうだよ。何言ってんだよ。あんたは。」と言って和成の肩を叩き、和成は茂樹に謝って皆で笑う。 徳子が何年くらいかかりそうなのか、と聞くと、茂樹はちょっとわからないので答えづらい。 陽子が日向子に向かって「日向子と同級生になってしまったりしてねえ。」と声をかけるので、茂樹はちょっとムッとした顔に。 和成が陽子に「いくらなんでも」と注意すると、茂樹は「洒落にならないからやめろ」と言って、それを聞いた皆は驚く。 皆の反応に茂樹はすぐに本気で言ったわけではない、と言い、陽子が「勘弁してください」と笑顔で言うと、茂樹は皆に笑顔で謝る。 和成が茂樹のお猪口に酒を注いでいると、陽子は受験生がお酒なんて、とチクリと言い、茂樹は大人だからいいのだとちょっとムッとした顔で答える。 陽子が受験を懐かしがると茂樹には嫌味に聞こえたのか文句を言う。陽子はそんなつもりで言ったのではない、と言って軽い言い合い状態。 道夫は陽子の様子を見て「段々似てきたねえ」と言って徳子を指差すと、徳子も同調して笑う。 徳子は茂樹にたくさん食べるように言い、茂樹はおいしそうに食べ始める。 陽子はそんな茂樹を見つめる。 (回想シーン) 茂樹が戦地から帰ってきた日。良一と陽子の前で「死ぬべきだったのは俺なんです。兄貴じゃない。」と泣きながら言う茂樹。 そんな茂樹に良一は涙を流しながら「お前の命はお前だけのものじゃない!春樹のものでもあるんだ!」と言い聞かせる。 縁側に座ってぼんやりとする茂樹。 (回想シーン) 陽子は茂樹を見つめ、過去の事を思い出して目に涙を浮かべる。 陽子は日向子に「茂樹おじちゃん、同級生になっちゃうかもしれないって。」と言ってあやし、茂樹は「そん時はよろしくな」と挨拶。 横では道夫が「茂樹の悲劇になっちゃうからねえ。」と言い、周りに笑われる。 陽子は気づかれないように手で涙を拭き、お茶をいれてくると言って日向子を和成に預けて調理場へ行く。 須藤家居間。火鉢が置いてある。 良一は酒を飲んでいて、「この家が須藤医院になる日は来るのかな」とちょっと楽しみな顔で独り言。 良一は紘子と春樹の写真を見ながら、ゆっくりでいいから応援してやってくれ、と語りかける。 丸庵。 相変わらずもりもりと食べる茂樹。 お茶をいれるために調理場に立つ陽子。居間のほうから笑い声がしてそちらの方を見て微笑む。 数日後の夜、丸庵。 惠子とハナが勉強のためにやってきて、丸山家一同笑顔で出迎える。 すぐ後に今度は真知子がやってくる。 陽子と徳子が意外な来客に驚いていると、真知子は案内役なの、と言って外にいる人に入ってくるように言う。 入ってきたのは村上堂夫婦だった。 丸山家一同、嬉しそうに村上堂夫婦を出迎える。 村上堂主人と道夫は初対面で、こうして会えたのがとても嬉しそうな様子。 徳子がどうしたのか尋ねると、カヨは説明しようとするが真知子に説明するように頼む。 真知子は代わりに説明をはじめ、真知子が村上堂に寄った時に陽子、日向子がどうしているかという話になり、それで「行っちゃおうか」となって来たと話す。 話を聞いた丸山家の家族は嬉しそうな表情で、徳子はその節はお世話になったと礼を言う。 カヨは日向子を見たかった事を思い出し、家族に促されて日向子の所へ行き日向子を抱っこしてあやす。 一方村上堂主人と道夫は商売の話。道夫が少しはよくなった、材料も少しは手に入るようになった、と話すと、村上堂主人もうちもそうだと言ってお互い頑張ったね、と声をかける。 道夫は面白い物がある、と言って村上堂主人を調理場に誘う。2人は職人なのでなんだか気が合って楽しそう。陽子、和成、徳子もそんな様子に笑みがこぼれる。 真知子は突然押しかけた事を詫びるが、陽子達はむしろ嬉しくて気にしていない。 陽子が惠子とハナに待たせた事を詫びると、惠子とハナは真知子に挨拶をして真知子は2人をかわいい、と声をかける。 そして真知子はカヨの一番の目的を陽子に話す。 居間。 勉強が始まり、ローマ字を漢字に直す問題を解いている。 カヨも参加していて、陽子に勉強したかった、と楽しそうに話す。 カヨは惠子とハナに同級生だね、と言って2人に挨拶。 惠子とハナはちょっと戸惑い気味の笑顔で返事すると、カヨは私は後輩か、と言って2人を先輩と呼び直して挨拶する。 そんなカヨに陽子は「口はいいから手を動かしましょうね」と軽く注意。 カヨは楽しそうに謝ってから勉強を続けるが、隣のハナの答えを覗き込んでまた陽子に注意される。 皆笑ったりしながらとても楽しそうに勉強をする。 一方調理場の方。 ラジオからは「続いて飯田小太郎とオクトパスで「よき人生を」です。どうぞ」と流れている。 和成が2階から下りて来ると調理場を覗いていた徳子は和成に調理場を見るように言う。 道夫は村上堂主人に鰹節、削り節を見せて説明をしていて、村上堂主人もかなり興味津々といった様子。 笑顔で見ている和成と徳子は目を合わせて頷きあう。 居間のほうでは相変わらず楽しそうに勉強中。 カヨはまた来てもいいか陽子に尋ね、陽子も嬉しそうに「いいよ、どうぞ。」と答える。 昭和23年の冬はこんなだったそうだ。 全てがゆっくりだがいい方に進んでいたそうだ。 昭和25年(1950年)春。 丸庵にお客さんがやってくると陽子と徳子が挨拶。 そして大きくなった3歳の日向子(井上琳水)も挨拶をする。 和成は2人前のざるそばができあがり声をかける。 もうコンニャクは混ざっておらず、丸庵はやっと本当のお蕎麦屋さんに戻ったそうだ。 ざるそば大盛りをお客さんに運ぶ陽子はとても楽しそうな表情。 日向子、いきなり3歳になりましたね(笑) しかし戦後の話はいろいろと明るい楽しい話題増えてきましたねえ。 もう少し悪い事があっても良さそうだけど・・・こんな事言うと怒られるかな?(笑) ところでラジオの「飯田小太郎とオクトパス」が気になるんですがなんでしょうかねえ? さて来週もいろいろあるようです。 真知子がついに・・・!? 剛三も登場!? そして戦後初めてあの人が登場します。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.08.20 19:00:00
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