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カテゴリ:おひさま
連続テレビ小説「おひさま」|NHKオンライン
NHK 長野放送局 連続テレビ小説 「おひさま」 7日水曜の回 夜、須藤家居間。 これからどうするのかそろそろ考えないといけない、ということで陽子、和成、徳子、道夫が集まっている。 道夫は起きた事をいつまでも考えても仕方がない、と言って、戦争も何とか無事に乗り切ったのに、とやはり少し残念な様子。 道夫は丸庵は徳子の祖父の先々代から続いてきた事、徳子と道夫も当たり前のように継いだ事、を言って、和成たちにも継いでもらおうと思っていた、と話す。 和成が頷くと道夫もそういう風に子供の頃から言い聞かせてきた、と話す。 しかしそれは丸庵があったからの話で、あったものを守ろうと思っていた、と道夫は話す。 道夫の話にイマイチ事情が呑み込めない和成はどういう意味なのだ、と尋ねる。 道夫は(店は)なくなったけれどいずれは和成、陽子のものだったのだから、だからここで一からちゃんと考えてみたらどうかと思った、丸庵を、そば屋をやめてしまう事も含めて和成、陽子のしたいようにしたらどうだ、と2人に話し、徳子も頷く。 和成が少し困ったような顔をしていると、徳子は別に弱気になったとかやる気がなくなったとか、そういう事を言っているわけではない、と話す。 ちょっと心配していた陽子が理解して頷くと、道夫も(そういう事だと)頷き、徳子は丸庵がなくなって悔しい、だからこの機会を利用してやろうと思った、と言って陽子に声をかけると、陽子は頷く。 道夫は世の中はもう新しい時代で和成、陽子の時代だ、と言って、俺(道夫)と徳子は和成、陽子が決めた事を全力で支えていこうと決めたのだ、と話す。 困惑したような顔をする和成に道夫はそんな顔をするな、と笑顔で声をかける。 徳子は当たり前みたいにあった物が無くなってしまう事もあるのだなという事がわかった、と言って、でもそれでも生きていかなければならないのだ、それだったらそれ(店が無くなった事)をうまい事利用してやろうではないかという事だ、と話す。 負けて終わるのは悔しい、勝ってやろうではないかという事だ、と2人に言う徳子。 道夫はこういう機会だから、跡取りだからやるというのではなく、和成に自分の人生をちゃんと考えて選んで欲しいのだ、と話す。 和成は困惑したような顔をしながら、それは分かったがいきなりそんな事を言われてもすぐにはわからない、と返事する。 徳子が笑いながらそうだよね、と理解をしめすと、和成は俺はずっとそうやって育ってきた、それを嫌だと思った事はない、と言って、だからまだわからない、と話す。 徳子が頷くと今度は陽子にどうなのだ、と尋ね、道夫も陽子に尋ねる。 陽子も少し困惑した様子になり、和成の顔をチラッと見てから和成の決めた事に(ついていく)、と答える。 陽子の返事に徳子は何を言っているのだ、古いねえ陽子は、と言って、もう男女平等の時代なのだ、と言い聞かせる。 陽子がそれはそうだが、私は丸山家に来たばかりだから、と答えると、徳子はそんな事は関係ない、と言って、これから先の陽子の長い人生も決める事なのだ、話す。 陽子が和成の方を見ると和成は頷き、徳子のどうしたいのだ、という質問にも「そんなすぐには・・・」と返事する。 陽子、和成がいきなり言われてはすぐには返事ができない事を理解した徳子と道夫。 道夫は2人で話し合って決めてくれ、と2人に声をかけると、時間がねえぞ、と言って、いつまでも須藤家にやっかいになっているわけにはいかない、と話す。 徳子が道夫の意見に賛成すると、陽子はそれは大丈夫だ、と返事する。 徳子は良一や茂樹がそう思って下さっているのは分かるが、いつまでも甘えているわけにはいかない、一日でも早く出て行く努力をしないと駄目だ、と話す。 徳子の言葉に陽子も納得して頷く。 道夫は再度2人で話し合うように、と和成と陽子に声をかける。 徳子は今日の道夫は何だかしっかりしていた、と話して道夫とともに笑う。 過去こういう難しい話題の時は緊張していて言いづらそうにしてた道夫だが、今回は言いたい事をはっきり言えて、道夫自身も「俺もそうかなと思ってたとこだ」「なかなかのもんだったんじゃねえかな」と言って笑う。 徳子と道夫が楽しそうにしているので、和成と陽子も苦笑いしながら顔を見合わせる。 仏間。 杏子と日向子が同じ布団でぐっすり眠っている。 側にちゃぶ台を置き2人の寝顔を見ながら座っている良一と茂樹。 茂樹がかわいいもんですね、と良一に言うと、良一も「そうだな」と楽しそうに2人の寝顔を見ている。 陽子がやってきて2人が寝たか確かめると、良一と茂樹に礼を言って寝顔を見つめる。 居間。 徳子は申し訳ありません、と詫びて作戦会議は終わった、と良一と茂樹に話す。 作戦会議、と聞いてちょっと楽しそうな良一は作戦会議がうまくいったか尋ねる。 道夫は笑いながら選手交代という事になった、と返事する。 和成と陽子は顔を見合わせてちょっと苦笑い。 徳子が「本当にお世話になっちまって」と言って良一、茂樹に頭を下げると、良一は何を言っているのだ、と言って「怒りますよ」と声をかけ、徳子は「あれ!」と言って笑う。 徳子は茂樹に声をかけ、良一が怒ると怖いのか尋ねる。 茂樹は良一の顔をちらっと見ながら思い出している顔で、子供の頃はとても怖かった、と言って陽子にも声をかける。 陽子もチラッと良一の顔を見て「そうですねえ」と答えると、茂樹はでも段々優しい人になっていた気がする、と話し、陽子も笑顔を見せながら「うん、そうね」と返事する。 徳子はそれはそうだ、と言って、お父さんが怖くしていられるのはお母さんがいるからだ、怖いお父さんだけでは子供は縮こまってしまう、お父さんが怖くてお母さんが優しくてそれでちょうどいい、須藤さんはお母さんの分の優しさも陽子、茂樹(春樹)に与えなければいけなかったのだ、と陽子と茂樹に話し聞かせる。 徳子が「ね、須藤さん」と声をかけると、良一はちょっと照れくさそうにしているが、すぐに「分かって頂けますか。ありがとう。」と礼を言い、皆で笑う。 話を聞いた和成はうちの場合は父さんと母さんの役割は逆だった、と話す。 徳子と道夫が同時に「どこが?」と和成に尋ねると、和成は「どこがって自覚ないのかい」と2人に聞き、徳子と道夫は同時に「ちっとも」と返事。 陽子が大笑いするので徳子と道夫は「おお?」と言って陽子の顔を見て、2人に見られた陽子は謝る。 良一が月見酒でもどうか、と道夫に聞くと、道夫も「いいですねえ」と乗り気。 茂樹もいきましょう、と言うので、陽子は浪人中なのに勉強もしないでお酒を飲んでもいいのか、と聞く。 茂樹がたまには息抜きが必要だ、と返事すると、陽子は息抜きも兼ねて月見酒の準備をする、と言い、茂樹は笑顔で陽子に頼む。 庭に丸庵のテーブルの天板(きれいに削られたもの)を置き月見酒を飲む大人たち。 明るい月明かりの下で皆酒を飲んでいる。 良一は道夫に声をかけ、「娘を嫁に出した先の方とこんな風に楽しく一緒に過ごせるなんて滅多にない事だと思いませんか」と話す。 道夫がそう言って頂けると、と返事しようとすると、良一は気を遣って言っているのではなく、本当にそう思うのだ、と話して茂樹にも声をかけ、茂樹もとても楽しい、と笑顔を見せる。 丸山家の一同も楽しい、と言って声を掛け合う。 道夫が陽子の味付けを褒めると徳子も褒め、陽子は嬉しそう。 昼。 居間で和成が割れたどんぶりの修理をしている。 陽子が薪を持って勝手口から入ってくると、お茶をいれる、と和成に声をかける。 陽子が徳子と道夫はどうしたのか尋ねると、和成は杏子、日向子と一緒に4人でちょっと散歩をしてくると言って出かけた、と答える。 そして和成はたぶん2人で話す時間を作ったのではないか、と言って、陽子も何となく納得の様子。 和成は作戦通りというのは悔しいが、2人きりというのはなかなかないから、と話して、陽子に座るように言う。 お茶を入れた陽子は居間に移動し、和成にお茶を差し出し、テーブルを挟んで和成の正面に座る。 和成が「俺の考えを言うね。いい?」と陽子に声をかけると陽子は「はい」と言って頷く。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.09.09 02:13:39
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