新幹線軽井沢駅通過直後の車窓からの浅間山です。今年は雪が少なく、頂上近くにも未だ山肌が赤く残っています。かなりの量の噴煙を上げ、それが東の方向にたなびいており現在火山活動がかなり活発な時期のようです。日本国内で現在火山活動が活発で噴煙を上げている山は、九州の桜島、霧島山と永良部島、北海道の雌阿寒岳とこの浅間山とのことです。標高は2568mの世界有数の活火山です。
浅間山で思い出すのが、大学二年生の時の『連合赤軍浅間山荘事件』です。連合赤軍のメンバー5人が、浅間山荘の管理人の妻を人質に10日間に渡って立てこもった事件です。人質は9日間も監禁され、警察が包囲する中での人質事件としては日本最長記録でした。警察が浅間山荘に強行突入。死者、重軽傷者を出したが、人質は無事保護され、立てこもり犯5人は全員逮捕されました。この突入の様子は、テレビで生中継され、これをテレビにかじりついて、見ていたことを思い出しました。 平均50%以上の視聴率を記録し,これは現在でも、報道特別番組の視聴率日本記録のはず??です。
このあと連合赤軍でのリンチ事件などが次々と発覚し、更にこの年の沖縄返還などにより日本人のアメリカや政治に対する不満が薄れ、日本社会が豊かになるにつれ、学生たちは潮をひくように学生運動から遠のいていったわけですが、当時は一傍観者の大学生であったことも含めて覚えています。現在 学生運動が存在するのは、ごく一部の大学のみとなり、それもごく一部の学生に限られた運動となっている場合がほとんどで、大部分の学生とは無縁の存在になっていると認識していますがどうなのでしょうか。