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カテゴリ:養蜂
県から封筒が年末に届きました。 中には『みつばち飼育届』の提出依頼の書類が入っていました。 養蜂業を行う場合は、養ほう振興法第3条1項に基づき、『みつばち飼育届』を毎年 1月末日までに県知事に提出する必要があるのです。 趣味の養蜂の場合は、上記の法による届け出義務はないのですが、 1)蜜源の競合を防ぐため、飼育場所等の事前調整が必要 2)家畜伝染病予防法に基づく家畜保健衛生所によるふそ病検査が必要 3)県内の飼養状況の把握が必要 との観点から提出が求められているのです。 記入内容は、養蜂場所の詳細住所、養蜂群数の記入が必要なのです。 この届け出により、2)の検査のために年1回 係官が来園されるのです。
併せてみつばち協議会発行の『養蜂マニュアル』が同封されていました。 このマニュアルは『養蜂家向け!』とあるように、非常に専門的な内容になっています。 女王蜂をたくさん欲しい場合や群から女王蜂を作成する方法等、養蜂業者が必要な 専門的な情報が記載されており、非常に参考になるのです。 我が趣味の養蜂は現在2群が越冬中です。 12月上旬に、越冬の保温のために巣箱を段ボール箱の中に入れ、中の隙間に 梱包用ビニールシート(所謂プチプチ)を折って入れ込みました。 併せて巣箱の中には、砂糖水を給餌箱に満杯に入れ、併せて疑似餌も入れ込みました。 段ボールの外面もプチプチで包み込み、保温かつ段ボールの雨よけとしました。 最後にブロックの上に発砲スチロールを置きその上にこの保温済み巣箱を 設置したのです。 更に巣箱上部には、数枚の畳表を被せその上にビニールトタンを重ねて更なる保温と 雨よけを行っているのです。 巣箱の入出口は、段ボールおよびプチプチに小さな穴を開け出入りが可能なように してあります。 そして出口付近には、砂糖水を置いてやりました。 先日も、正午頃気温が上昇したのか、働き蜂の何匹かがこの砂糖水を集めに 出てきていました。砂糖水を呑みやすいように小さな小枝も入れてあるのです。 出口にも数匹のミツバチが姿を見せていました。 早咲きの菜の花に戯れているミツバチも確認できました。 なんとかこの2群が元気に越冬して春を迎えて欲しいと願っている素人養蜂家なのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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