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JINさんの陽蜂農遠日記

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2022.11.04
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カテゴリ:国内旅行
「国道331号」をひたすら南下すると前方に「斎場御嶽(セファウタキ) 0.4km」の
案内板が現れた。
ここ「​斎場御嶽​」👈リンク は2015年6月に訪ねているので今回はパスしたのであった。



南城市知念久手堅から前方の「ニライ橋カナイ橋」の西側の山の端を見る。



「国道331号」を右折して「県道86号線」・南風原知念線を進み「ニライ橋カナイ橋」に
向かって進む。
「カナイ橋」を渡って行くと、「ニライ橋」の姿が現れた。
南城市知念吉富。



高低差約80mの断崖の上下を結ぶ全長約660mの絶景スポット。
ニライ、カナイの連続する2つの橋が、ヘアピンカーブを描くように連絡し、宙に浮くように
架けられている、沖縄南部有数のドライブルート。



「カナイ橋」から「ニライ橋」へ。



平成14年8月に完成した「ニライカナイ橋」が、海岸台地と海岸沿いの国道との標高差
(80mほど)をこの「ニライカナイ橋」が一気に解消しています。
U字型に伸びた山側がニライ橋、海側がカナイ橋で、知念半島を分断していた交通網を繋ぐ
重要な橋になっているのであった。
「ニライカナイ」とは沖縄県や鹿児島県奄美群島に伝わる「理想郷」を意味する言葉。
海のかなたや地底にある、常世国(とこよのくに)と信じられている聖なるところ、他界。
とくに東の水平線のかなたにあるとされるのだと。
本土に伝わる常世国(とこよのくに)の信仰と似たものであるとのこと。



しばらくすすむとトンネルがあった。



トンネルの先で車を空き地に駐め、しばしの散策開始。
道路を渡り、道路脇の遊歩道をトンネルの上にあった「ニライカナイ橋展望台」まで歩く。
展望台からU字形の「ニライカナイ橋」そしてその先の「太平洋」の絶景を楽しんだのであった。
沖に浮かぶ久高島は「海の彼方の理想郷・ニライカナイ」につながる聖地との伝承があることが
橋名の由来となっています。
南城市知念。



「ニライカナイ橋」の奥、左手に見えたのが「知念岬」。



美しい曲線の先の「知念岬」をズームして。



「知念岬」の奥に見えたのが「久高島」。



「久高島」をズームして。
「知念岬」の「知念岬公園」にある青い屋根の建物は「知念体育館」。



知念の安座真港から久高島の徳仁港まで高速船で約15分、フェリーでは約25分で着くと。
「久高島」は、沖縄に数ある島々の中でも、その存在そのものに深い意味を持つ。
観光客はもとより、沖縄の人も特別な位置づけを持って接しているのだと。
それというのも、ここは琉球が誕生したとされるきっかけの開闢の祖アマミキヨ(アマミク)が、
天から舞い降りてきた島で、沖縄はこの島から始まったとされているから。
そして、琉球王朝時代には聞得大君と一緒に国王も巡礼していた。後にノロという国王の
代理人の祝女制度ができたのだが、彼女たち取り計らう12年に一度の秘祭「​イザイホー​」➡リンク
もこの島だけの特別なもの。「イザイホー」に関しては厳しい決まりごとがあり、現在では
継承できる人が島に不在で、1978年を最後に途絶えているのだと。



帰路は反対側の遊歩道を戻る。
前方には「佐敷風力発電所」の姿が。
設備容量   1,980kW(990kW×2基)
メーカー   三菱重工業(株)
設置場所   沖縄県南城市佐敷手登根
運転開始年月 平成16年4月



そして遊歩道の北側にあったのが「航空自衛隊 知念分屯地(ちねんぶんとんち)」。
右にあったのは、地対空誘導弾「パトリオット」(PAC3)の「レーダー装置」の
「パトリオットのAN/MPQ-53レーダー」であっただろうか。
「パトリオット」は、地上から航空機を撃墜するミサイル。「パトリオット」は、現存する
地対空誘導弾のなかでは最も優れたシステムといわれており、それは湾岸戦争でも証明された と。



「パトリオットのAN/MPQ-53レーダー」をネットから。
上の丸いアンテナ・アレイがレーダー本体で、下に並んでいるのがその他の送受信用。
回転はしないので、脅威の方に向けて据え付ける必要があるのだと。



「地対空誘導弾パトリオット(PAC3)」もネットから。



Googleマップから。
上・北側が「航空自衛隊 知念分屯地(ちねんぶんとんち)」
そして下・南側が「陸上自衛隊 知念分屯地」。
自衛隊には、陸上・海上・航空の3自衛隊がある。
文字通り「陸上自衛隊」は我が国の国土を、「海上自衛隊」は我が国周辺海域と海上交通を、
「航空自衛隊」は、我が国上空を守る任務についているのだ。



そして道路を渡り車に戻る。
先程訪ねた展望台、その下にトンネルの姿が「ニライカナイへの道」の前方に垣間見えた。



そして遊歩道の入口には、油圧ショベルがいつの間にか置かれていた。
夜間に、車での遊歩道への進入を防ぐ目的なのであろうか?
進入防止でも「地対空誘導弾パトリオット(PAC3)」とのギャップが印象的であったのだ。



南城市「Nバス」のバス停「ニライカナイ橋」。



「県道86号線」・「ニライカナイの道」を西に進むと右手にも「風力発電設備」が。



そしてその先左側にあったのが「沖縄刑務所」。



「沖縄刑務所」の外れに車を止めた。



振り返って。
南城市市制施行前は日本で唯一村に所在する刑務所であった と。
下部機関として八重山刑務支所、那覇拘置支所、宮古拘置支所を持つ。



刑務所の壁。
外国人・禁固刑受刑者・若年者・初犯者・再犯者・心身障害者と幅広い分類の受刑者が集まる
男子刑務所である。ただし、アメリカ統治下にあった期間および日本復帰後間もないころには、
女子も収容されていた。現在の収容人員は319人 であるとウィキペディアより。



「沖縄刑務所」前から風力発電設備を振り返る。



「沖縄刑務所」の入口方向を振り返る。



そして次に訪ねたのが「玉城城跡(たまぐすくじょうせき)」。
入口の左側にあった案内板。



草の生える小さな広場に車を駐車する。
「玉城城跡」の石碑と案内碑の前に来て。



「国指定史跡 玉城城跡」碑。
南城市玉城444。



裏面には
「沖縄県教育委員会 玉城村教育委員会」と。



「玉城城跡」案内碑。



「この城は、別名アマツヅ城とも称され、築城年代や歴代の城主についてはさだかではない。
『島尻郡誌』では、「アマミキヨが築いた城であるとの伝説があって、城主はアマミキヨの
子孫即ち、天孫子であったと伝う」と記述している。
城跡は、一の郭、二の郭、三の郭の三つの郭からなる段階状の山城で天然の要害の地に
築かれている。城壁は一の郭のみよく原型ををとどめていて、二の郭と三の郭の城壁は、
戦後、米軍基地建設の骨材用として持ち去られ、現在根石がかろうじて残っているにすぎない。
一の郭は、東北東に自然岩をくり抜いた城門を構え、城内には「天つぎあまつぎの御嶽」
(神名「アガル御イベ、ツレル御イベ」)が祀られている。」



駐車場前の広場の先に案内板があったので進んで行った。



「玉城城跡 仮通路 」と。



広場を抜け林の中の道を進む。
沖縄の城の多くは、小高い山の上に建てられていた。
もともと沖縄の城は軍事拠点として建てられることが多いため、城に続く道は険しく、
さらに自然の岩や巨石を積み上げて城壁を作っていた。
そのため「天然の要塞」と呼ばれているのであった。



前方には「一の郭城壁」が現れた。




上部まで伸びる木製の階段。
城跡までは木造の階段が設置されており、景色を眺めながらの上り下りが楽しめたのであった。



北側には巨大ゴルフ場・「琉球ゴルフ倶楽部」が拡がっていた。



さらに石段を登って行くと、この城跡を特徴付ける丸い石門が現れた。



城門前から城壁を見上げた。



城門を潜って。
自然の一枚岩を刳り抜いて造られた城門。



「御嶽(うたき)」の如き場所の奥にも石垣が。



「城門」を振り返って。



「城門」は見る角度によってハートの形に見えたのであった。



本丸跡には琉球開闢の七岳の一つとされる
「雨粒天次御嶽(あまつぎあまつぎうたき(雨つづ天つぎ とも)」
があった。



「雨粒天次御嶽」の御嶽以外にも拝所が数か所あり、玉城城跡全体が巨大な聖地になって
いるようであった。自然の美しさと荒々しさが味わえる印象的なグスクなのであった。



本丸跡を臨む。



本丸跡の城壁。



場所を変えて。



蝶の姿も。



城門から「琉球ゴルフ倶楽部」ゴルフ場のグリーンを。



「琉球ゴルフ倶楽部」ゴルフ場。



先程近くを通った「沖縄刑務所」近くの風力発電設備。



景色を楽しみながら木製階段を下って行った。



眼下に「沖縄県立玉城青少年の家」。



ここにも「拝所」が。




                              ・・・​もどる​・・・


                  ・・・​​つづく​・・・





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Last updated  2022.11.14 12:48:03
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