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カテゴリ:花
この日は7月7日(金)、テレビのニュースで埼玉県行田市にある「古代蓮の里」で蓮の花が
満開を迎え、多くの来園者で賑わっていることを知り、下の姉夫婦を誘って我が愛車で 訪ねたのであった。 蓮の花の鑑賞は、朝早くが良いとのことで、自宅を早朝6時に出発。姉夫婦を乗せ、ひたすら 「圏央道」を走り、「狭山PA」でトイレ休憩。 八王子JCTからに鶴ヶ島JCT向かって最初で唯一のPA。 周辺で栽培される狭山茶商品が充実。弓削多醤油などの地元特産品を豊富に取りそろえて いるのであった。 駐車場には大型トラックが駐車場を争うが如くに所狭しと停まっていた。 「圏央道」は都心をただ通過するだけの、大型運送トラックを中心とした交通を排除し、 また、都心近郊の交通を適切に分散化することにより、首都圏の交通混雑を緩和するために 設置された有料高速道路なのであるが。 そして「圏央道」の「桶川加納IC」から一般道国道17号を進む。 そして、埼玉県道148号線、364号線を利用して、「古代蓮の里」駐車場に到着。時間は8:40。 埼玉県行田市小針2375。 「行田市 古代蓮の里」の2023年のポスター。 「開花期間 6月24日(土)~8月6日(日)」と。 「花はいつ咲くの? 花蓮の開花は4日間です。 日の出と共に花が咲きはじめ、午前中には花が閉じてしまいます. 当園では午前7時から午前9時の問のこ観賞をおすすめしております。」 「古代蓮会館 案内 展示室 行田の自然や古代蓮を中心に、ジオラマや映像などの展示を通じて 楽しみながら学習できます。 ・行田の自然ジオラマ展示室 ・蓮の観察コーナー ・古代運のレプリカ展示 ・蓮の文化誌コーナー ・大画面映像コーナー 展望室 高さ50mの展望室は、行田の自然環境や関東平野を取り国む山並み などの大パノラマを楽しむことができます。天気がよい時は東京都内まで 見渡すことができます。」 古代蓮会館入館料 大人(高校生以上) 400円/人 小人(小・中学生) 200円/人」 「行田蓮(古代蓮) 行田の地で眠りから覚めた「行田蓮』 花ひとつひとつの神秘的な美しさと、潔さに感動 行田市の天然記念物に指定されている「行田蓮」(古代蓮)は原始的な形熊を持つ 1400年~3000年前の蓮であると言われています。 古代蓮の里にほど近い公共施設建設工事の際に、偶然出土した種子が自然発芽し甦り、 池に開花しているのが発見されました。地中深く眠っていた多くの蓮の実が出土し、 自然発芽して一斉に開花した事は極めて珍しいことといわれています。 古代蓮の里では、行田市のシンボルともなっている古代蓮を育てており、可憐な古えの花を 6月中旬から8月上旬にかけて濃いピンクの花が、蓮池一面に咲きます。お楽しみいただいております。 蓮の花は午前中が見頃です。」 「蓮の花の命( 4日間) ①1日目 開花初日は午前6時頃から花弁が開きはじめ、3 ~ 40crnほど 開いたのち、8時頃にはつぼみの状態に戻ります。 ②2日目 午前7 ~ 9時頃には満開になります。花は最も美しい時を迎え、 優しい香りが漂います。そしてまた、つぼみの状態に戻ります。 ③3日目 2日目と同じ経過をたどり、最大に開きます。受粉しためしべは 黒っぽく変化し、花の色が退色します。 昼頃には閉じ始め、閉じかけたまま夜を迎えます。 ④4日目 7時頃には完全に開きます。早いものでは8時頃から散り始め、 昼には全ての花弁が散っています。 パンフの右側には「~42種 花蓮一覧~」の写真が紹介されていた。 「園内のご案内 公園の面積は14ヘクタール。樹木や水生植物、草花など自然がいつぱいです。 大人から子どもまで、1日楽しく週ごせる「古代蓮の里」は、蓮の花のシーズンは もちろん、四季を通して楽しめる見どころ満載の公園です。」 周囲が護岸された整形な池になっている「世界の蓮園」。 名称の通りハスの種類がとても多く、開花時期のこの日は、はかなりの見ごたえであった。 その奥には、古代蓮会館の50mの展望タワーが聳えていた。 手前の「世界の蓮園」を巡る。 最初に「姫蓮(ひめはす)」。
この花びらに縦に入った赤い線は「条線」とよばれるもので、これは、蓮によって、あるものと ないものがあるが、この蓮は特に条線のきれいな蓮で、濃いピンク色。日によっては白い地に はなびらの先が赤く染まり、綺麗な条線がくっきり見えることもあり、さわやかな咲き方をする 蓮である と。 「姫蓮 花弁数は14~18枚の一重咲き種。花色は濃いピンクで条線は鮮明。」 そして「即非蓮(そくひれん)」。 即非は隠元の高弟で、隠元に招かれて来日し、長崎崇福寺の中興開山となり、黄檗山萬福寺で、 隠元をたすけ、さらに小倉藩主の小笠原忠真の依頼で福聚寺(ふくじゅじ)を開創しました。 そして 遂に故国に帰ることなく、日本に骨を埋めました。 即非が伝えた蓮が即非蓮です。 条線もはっきり見える品種。 「即非蓮 「魚山紅蓮(ぎょざんこうれん)」 条線が鮮明。 「魚山紅蓮(ぎょざんこうれん) 花弁数は 15枚前後で花色は桃色で条線は鮮明。 漁山は声明(しょうみょう 僧が仏の徳をたたえて節をつけて唱える)の起源地として 伝説に残る中国の地。」 白い花は「王子蓮(おうじばす)」
「王子蓮 花弁数24~26枚の一重咲種。花色は淡黄のクリーム色」 「明光蓮(めいこうれん)」。 1971年阪本祐二氏作出。 紅蓮系統 普通 一重。 蜀紅蓮と舞妃蓮の交雑品種。 「明光蓮 そして「大賀蓮(おおがはす)」。 大賀一郎博士が発掘した実より咲いた花。千葉県指定天然記念物。 昭和26(1951)年3月30日に1個、4月6日に2個のハスの実が、千葉県検見川の東京大学 検見川厚生農場(現・東京大学検見川総合運動場)だった泥炭地で、大賀一郎博士と 地元小中学生らによって発掘されました。なんとこの実は約2000年前(縄文時代)のものと 鑑定された。そして、このうちの1個の実が、翌年の昭和27(1952)年7月18日に見事に花を 咲かせ、2000年の眠りから目を覚ましたのだ と。 紅蓮系統 大型 一重 「大賀蓮 花弁数14~20枚の一重咲種。花色は鮮やかなピンク色。」 「世界の花蓮」案内板。 正面から。 ・・・つづく・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.07.25 05:52:28
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