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カテゴリ:JINさんの農園
この日は7月25日(火)、「藤沢市教育文化センター」で開催された
「令和5年度 藤沢市文書館歴史講座」「大庭御厨(おおばみくりや)の歴史的意義」に 事前申込をし、参加しました。 「大庭御厨」は、相模国高座郡の南部(現在の茅ヶ崎市、藤沢市)にあった、寄進型荘園の一つ。 鎌倉時代末期には13の郷が存在した相模国最大の御厨(伊勢神宮領)である。 私の住む場所も、「大庭御厨」に含まれる場所であることを知ったのは、高校時代であった。 大庭御厨は長治元年(1104年)頃、鎌倉景正が大庭郷を中心に山野未開地を開発したものである。 伊勢恒吉の斡旋で永久5年(1117年)伊勢神宮に寄進した。鎌倉景正は後三年の役 (1083年 - 1087年)の勇者として有名である。大庭御厨の境界は、東は俣野川(藤沢市の境川)、 西は神郷(寒川)、南は海、北は大牧崎だった。大牧崎はこれまでの研究で亀井神社南側一帯を 指すと考えられているとのこと。 田地の面積は、久安元年(1145年)で95町、鎌倉時代末期には150町に達した。 (1町≒3,000坪≒10,000m2) 大庭郷の成立は、9世紀以前と思われる。「大庭」「庭」も祭司の場を意味すると言う。
現在も藤沢市に大庭の地名が残る。御厨は天皇家や伊勢神宮、下鴨神社の領地を意味する と。 自宅から神奈中バスを利用して、「白旗神社前」で下車。 藤沢市民病院方向に進む。右手に「ショッピングモール トレアージュ白旗」。 神奈川県藤沢市藤沢2丁目3−15。 こちらは、「ハックドラッグ藤沢白旗店」。 途中、左折し、境川につながる「白旗川」に架かる「人道橋」を渡り、「御殿辺公園」方向へ。 御殿辺公園(ごてんべこうえん)【通称:白旗公園】。 名前の由来は、この近くに徳川家康が建てた「藤沢御殿」があったことによる。 1984年(昭和59年)3月に、約1.1ヘクタールの面積の公園として整備された。 西に白旗神社、東に藤沢市民病院と隣接している。 秋になると黄葉が美しいイチョウ並木の道路を進む。 右側奥には「藤沢市民病院」が見えた。 御殿辺公園内には、はちの巣をモチーフにしたカラフル遊具が。 そして、正面に「国道1号・藤沢バイパス」下を潜るカルバートが姿を現す。 この道は「藤沢404号線」とのこと。 歩行者専用道路・自転車は降りて通行して下さい と。 カルバートの壁には様々な絵画が描かれていた。 制作は、この日の目的地の「藤沢市教育文化会館」の隣にある神奈川県立藤沢清流高等学校の 美術部の生徒達によるものと。 様々な花が描かれていた。 その先には自然の長閑な風景が。 蝶やパンダが。 ふたこぶラクダ。 フラミンゴ。 フラミンゴが紅色なのは、餌であるエビやカニ由来のβ-カロテンやカンタキサンチンによる ものであるらしい。 キリン。 魚の絵も。 熱帯魚。オヤビッチャに似ていたが。 クラゲやタコ。 クジラ。 制作者のサインもイニシャルで。 そしてその先にあった遊水池にはスイレンの赤い花が。 ズームして。 蓮の花も開花中。 蓮の群生場所。 そして右手には「藤沢市民病院」が見えた。 「藤沢市立白旗廻り第三公園」。 そして「境川」に架かる橋が見えて来た。 「鷹匠橋」。 境川左岸の藤沢市大鋸と右岸の藤沢市白旗1丁目・2丁目とを結び、市道藤沢409号線が通る。 橋の手前に海から6.5km標識、左岸下流に下水用の大清水吐口ゲートが接続されていた。 下流の御殿橋付近に徳川将軍家の御殿(別荘)や陣屋が在り、江戸時代に鷹狩りの場でもあった そうで、橋名・「鷹匠橋」はそこからと。 「境川」。 「鷹匠橋」を渡る。 名称:鷹匠橋 構造種別:1径間PC桁 河口からの距離:6.5km 橋の長さ:33.5m 有効幅員:11m 完成:1990年(H2)。 下流方向を見る。 国道1号・藤沢バイパスに架かる「境川大橋」を見る。 歴史を感じさせる橋名ですが、欄干には半透明ガラスにスミレとチョウを描いた洒落た ステンドグラス風な絵が飾られていた。 橋の欄干にも同テーマの作品が。 上流側を見る。 こちらにも。 「藤沢市民病院」を再び。 「境川」沿いの道を北に進むと、左手高台にも学校の校舎が見えた。 「聖園(みその)女学院高等・中学校」と。 右手道路沿いには「藤沢市立大清水中学校」。 1984年(昭和59年)4月2日 - 開校 大清水小学校と俣野小学校、藤沢小学校と本町小学校の卒業生の一部が入学する とのこと。 さらに「境川」に沿って進む。 この場所は「大清水境川アジサイロード」👈リンク と呼ばれ、6月には美しいアジサイの花が 楽しめるのだ。 そしてこの日の受講会場・「藤沢市教育文化センター」に到着。 神奈川県藤沢市大鋸1407−1。 「掲示板」。 「藤沢市教育文化センター」👈リンク 案内と講演会「学校はなにをするところ?」案内書。 「藤沢市教育文化センター」。 ・・・つづく・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.08.16 10:36:04
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