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デンゼル・ワシントン扮する敏腕捜査官が爆弾テロリストを追うサスペンスアクション。と思いきやサイエンスフィクションです!! 衛星監視装置が出てきたときは同監督の「エネミー・オブ・アメリカ」の続編かなと思ったけど、まさかタイムマシーンが登場するなんて予想だにしなかった。 膨大な税金を投入して作ったタイムマシンを被害者女性を生き返らせるため私的道具として使う。そこには倫理や人権なんか関係ない。 タイムマシーンものはつじつまを合わせて観客に納得させるのが結構難しい。 この作品はその矛盾をなるべく無くして作った努力は認めるけど、やっぱり最後にはモヤモヤと矛盾が沸いてくる。 衛星監視装置を駆使するのはいいアイデアだと思ったけど、タイムマシンを出したことは失敗かと。 冒頭の爆破シーンやカーチェイスシーンは凄いけど、大被害を出したハリケーンが通過した直後に撮影された風景も印象的。 9.11以来、ハリウッド作品は病んだアメリカを撮った作品か、それとは無縁の冒険ファンタジー作品が主流に。 だから国内では「ダークナイト」以外は洋画よりも娯楽に徹した邦画が好調なんだろう。 もちろん9.11や災害の悲劇は忘れてはならないけど、映画の世界にまでそれを引きずると娯楽作品の王道であるハリウッド映画の低迷からは抜け出せないんじゃないかな? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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