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2004.07.24
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カテゴリ:時代劇(映画)

1925年 寿々喜多呂九平脚本・二川文太郎監督


 オリジナル、つまり、板東妻三郎版。久しぶりに見た。BSで放送された活弁付きのもの。
 声は入らないので、役者は身振りと表情だけで状況がわかるように演じなくてはならない。
 心中を説明する字幕と活弁の助けはあるのだが、複雑な話なのに、表情だけでも何となくわかるくらいわかりやすい演技。
 正義感の強い武士が、周囲に誤解されてならずもの呼ばわりされるようになり、人を助けようとしたのに、捕り方と大立ち回りをすることになる。主人公にも短慮なところはあるのだが。
 初恋の女性とその夫を助けることはでき、その二人は陰ながら手を合わせる、ということで、観客には幾分かの救いは与えられるのだが、主人公には全くない。
 善人面の悪人と、悪人に見らえてしまう善人。ああ、なんという運命のいたずらか。
 それにしても、この映画、作られたのが大正14年。
 映画というものが広まってまだそんなに時間はたっていないはずなのに、もうこんなに屈折のある映画を作っていたのだ。
 いつの時代でも、すぐれた創作芸術家というのはいるのだ。

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Last updated  2005.04.01 16:54:01
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