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2005.03.05
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カテゴリ:時代劇(映画)
助太刀屋助六(DVD) ◆20%OFF! 先日亡くなった岡本喜八監督の追悼番組として放送された。
 主演は真田広之
 24歳の役なのだが、無理を感じさせないのはさすが。
 ちんけなやくざ者でしかないのだが、仇討ちの助太刀屋として金を稼ぎ、七年ぶりに故郷に帰ってきたところ、武士の仇討ちがあるというので、加わって稼ごうとするのだが……。
 最初は、助太刀屋になるまでをダイジェストのような形で紹介し、あとは昔暮らした町のなかでの、仇討ちを巡る話が描かれる。
 映画の中で流れる時間と、映画の時間がほとんど同じではないだろうか。
 仇として打たれる仲代達矢が実は……という設定なのだが、その部分はわかりにくい。どうしてそうと察することができたのだろう。かつてどういうことがあったのだろう。
 私が好まない「過去の清算」になりそうでならないところが岡本喜八らしくてからっとしているのだが、ちと説明不足の感は否めない。
 原作は「生田大作」となっているが、これは岡本喜八のペンネーム。
 見ていて感じたのだが、これ、西部劇に元ネタがあるのではないだろうか。
 宿場の雰囲気や、仇討ちの臨場感は「真昼の決闘」のようだ。
 さらに、馬に乗って……というあたり、まるっきり西部劇ではないか。
 「明日に向かって撃て!」に共通するものを感じるのは私だけではあるまい。

 音楽はジャズで、コミカルな雰囲気を出すのに一役かっている。
 キャストやスタッフは最後に出てくる。それを見たら音楽担当は山下洋輔だった。

 主役の真田広之は「たそがれ清兵衛」で高く評価されたが、もともと、こういう軽い漢字の役のできる人なのだ。(私は、JAC時代からよく見ていた。初主演作「百道三太夫」だって映画館で見た)
 時代劇で彼に続く人がなかなか現れないのは残念。若手の発掘・育成に力を入れよう。

 難点が一つだけ。
 いわゆる関八州の「出役」を、さかんに「でやく」と言っていたが、これは「しゅつやく」が正しい。

助太刀屋助六@映画生活





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Last updated  2005.07.05 13:44:52
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