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カテゴリ:雑談系よもやま
ふたたびこんばんは、星見当番です。
9月21日の日記に、曼珠沙華の蕾を撮影して載せましたが、 22日、新月の日の朝にははもうほとんどの花が開いてましたよ。 さっそく、開いた花も撮影しました。 ![]() この、花弁よりも広く長く伸びたシベが「曼珠沙華」の「沙華」っぽい感じ。 薄紅いヴェールをまといつかせた美女みたい。「紗」じゃなくて「沙」ですけどね。 曼珠沙華みたいな紅いヴェールが似合う女性というのは、当番のイメージでは 『風と共に去りぬ』に登場するベル・ワットリングです。 ベル・ワットリングはレット・バトラーの愛人で赤い髪をした美人の娼婦。 貴婦人を自認する良家の女性たちには嫌われているけれど、出征した南部の兵士たちのために 自分で稼いだお金をひそかに寄付しにやってくる、きっぷのいいお姐さんです。 映画のベル・ワットリングは赤いヴェールではなく、赤毛に映える黒いヴェールを 頭からかぶっていましたけれど。 薄紅いヴェールが似合う美女というと、オスカー・ワイルドの「サロメ」なんかも 曼珠沙華の雰囲気かもしれません。綺麗な花だけど、誤解されがちという点も含めて。 当番が、曼珠沙華で思い出すのは絵本『花咲き山』。 このページで表紙と、中身の一部が見られます。 この、見開きページの黒一面の中に色とりどりの花が咲いている箇所。 色はさまざまだけれど、形が曼珠沙華に似ていると思いませんか? 『花咲き山』の話をもっと続けたいけれど、夜も更けてきたし眠たくなったので 今夜はこの辺で。おやすみなさい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.09.23 02:20:25
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