秋のイベント
…しかし朝から寒いです(-.-)。今年になってまだ雪はおろか霙(みぞれ)も降ったことはないんだけど、「時雨れる」という言葉がピッタリのような感じです。で、空には厚い雲が一面出ているんだけど、なんかその上で朝から飛行機(輸送機?)らしきものがひっきりなしに飛んでいるようなんです(音だけ聞こえる(-_-;))。この近辺はそういうルートではないはずなのに、ひょっとして一般市民が知らない世界で何か起こっているのでしょうかね?。これで戦闘機のような劈く(つんざく)音が聞こえてきたらもうちょっとビビりそうな気分です。さて、いつものようにタイトルとは関係のない書き出しで始まりましたが(^^ゞ、今月の17日に大きな天体イベントである「しし座流星群」がやってきます。この流星群は、1つの流星群として流れ星を流した数の記録を持っている流星群なんです。1833年だったかな?(←注:年代はうろ覚えです。…ちゃんと調べてから書けっつーの^^;)にはアメリカかどこかで1時間に300,000コ!(30万個)もの流れ星が流れたのだとか(゜o゜)。現在のように色々な情報のない時代ですので、夜空を隙間なく流れていく火の玉を見た住民たちは、この世の終わりだ…と震え上がっていたのだそうです。このしし座流星群は33年周期で大発生するといわれており、近年では2001年に大きな出現を見ることができました。当時管理人はまだ若く?(^^ゞ行動力もあったので、西高東低による新潟の曇天に早々に見切りを付け、縁のあった長野へ向かいました。管理人の星仲間では他に群馬組みもいて、出発した当初は群馬は快晴、対して長野の空は曇り(-.-)…。こりゃ晴れの見込みを外したかな?(-_-;)…と意気消沈していると、流れ星が流れ出すと予想されていた夜11時位を境に雲がどんどん取れていって、以降は雲ひとつない(月もない)超最高な条件の下で流れ星を観測することが出来ました\(-o-)/。その時の流れ方は、11時を過ぎた辺りから夜空をスーっ、スーっ…って流れ星が横切っていって、前評判どおり良く流れるな(^^)と思っていたのですが、午前1時頃(だったかな?)からはスーっ…がピョンピョン…に変わり、それが今度はビャビャビャビャビャ~っ(@_@;)ってなっていったんです(なんじゃそりゃ(^^ゞ)。ようは通常は5分に1コ流れ星が流れれば結構な大発生といわれるものが、0.5秒に1コ(゜o゜)っつうか、1秒間に2~3コの割合で流れ出したんです。この2~3コというもの感覚的な数字で、更に管理人が見ていた範囲での数ですので、空全体では1秒間に30~50コ位の「目に見える」流れ星が流れていたのではないでしょうか。その後出された数値では、1時間辺りピークで3万個と発表されていたような気がします(ちなみにZHR3万と表記します)。とにかく管理人をしてあんな体験は最初で最初でした(最後…にはしたくないので^^;)。さて、あっちゃくなって(^^ゞ2001年の体験記を書いてしまいましたが、今年のしし座流星群はといいますと、前評判では残念ながらいい話しは聞いていません。これはまず、しし座流星群自体が前述のように33年毎に大発生するものでその間の年代では数はあまり期待できないんです。また、満月過ぎの明るい月が夜の8時45分頃に昇ってきて、以後は太陽が出るまで夜空で輝いているんです。一般的な流れ星とは非常に淡い光なので、明るい月とかが出ていると途端にその見れる数が減ってしまいます。ですが大きな流れ星を流すこともこのしし座流星群の特徴ですので、月明かりに負けない明るい流れ星が見れる可能性も充分あります。また、夜の8時半位までは月明かりのない好条件の下で観測できるということにもなりますので、もしも覚えていたら17日の夜はちょっと夜空を見上げてやってみてください。ちなみに今年は17日の午後6時頃がピークと予想されており、しし座流星群に起因する流れ星は11月の5日位から24日頃まで見ることができます。長文だけ書いても誰も読んでくれそうもないので?写真を少々。2001年に管理人が長野で写してきたしし座流星群の写真です。(管理人運営のホームページより転載)↑後日一番ピークだったと発表された時間帯に写していたものです。昇ってきたばかりのおおいぬ座付近を写しています(5分露出)。写真では大きな流れ星が6コ写っていますが、実際に流れていた数のイメージはひっきりなし…って感じでした(流れ星とはなかなか写真に写ってくれません)。↑当初からピークと予想されていた2時位に、しし座を写したものです(多分10分露出)。↑上の写真の流れ星に矢印をつけてみました。写真には11コ写っていますが、原版を良く調べると20個以上写っていました。↑写真にしし座の形を描いてみました。しし座は夜空ではこのような形で輝いています。流れ星が放射状に写っていることが判り、その出てきた方向を元にたどると、赤い×印のところから飛び出てきているように見えています。夏のペルセウス流星群やこのしし座流星群など、○○流星群というものは「その星座から飛び出てくるように」見えるところから名前がつけられています。決してその星座上を流れる流れ星の事を指すのではありませんのでお間違いなく。管理人は「県内で」天気がよければちょっと山へ行ってくる予定です。もしも西高東低(関東側は晴れる)だったとしても、今年は移動はしないかな?^^;。しかし最近ホームページのカウンターが急に上がったと思っていたら、某有名クチコミサイト様に管理人のホームページへのリンクが貼られていました。星や夜景など、暗いものを写す時のやり方…みたいな内容のようですが、管理人如きの駄ホームページを選んでくれた方がいらしたことに単純にうれしく思っています。でも最近星の写真を撮ってきても、このブログにアップするだけでホームページのほうはあまり更新してないや(-.-)。もう少しマジメに管理しなくては…(-_-;ゞ。