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カテゴリ:教育学 教育論
そうなると私は『10』と『5』が異なる数字であることにその生徒が気づくまで、何度も確かめます。 いくら他の生徒に迷惑をかけても、そこは容赦しないです。 その方がいろんな意味で効果があるからです。 私がこの場合よくやるのは、ホワイトボードに何かの絵を書きます。 たとえば手っ取り早く書ける簡単な図柄の花です。 いくら時間がかかっても書きます。今回の場合であれば、10本の花と5本の花。書きながら数えます。「1本、2本、3本・・・」といった感じで! それらを別々に丸で囲んで、「この丸の中の花と、こっちの丸の中の花は同じ数やもんね。だから『10』と『5』は同じ数ってことやね。」と聞きます。 それでも低学力生徒は平気で「はい」っていいますよ。 なので本人が『10』と『5』が異なる数字であることに気づくまで、絵を書き続けます。 花の次は木、木の次は人、人の次は魚・・・延々とです。 それをだいたい20回ほど繰り返すと、いくら低学力生徒でも「あ!」と気づきます。 でもここで注意しなければならないことがあるんです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016.07.07 01:13:02
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