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2018.03.15
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カテゴリ:小説/物語
あのときもそうだ。

私はウルトラセブンが大好きだった。
ある日曜日に松本市の街中でウルトラセブンが来るパレードがあった。

母は私の手を引いて連れていってくれた。
私は前日から楽しみで仕方なかった。

バスに乗って到着した大通りは既に黒山の人だかりで、パレード直前にたどり着いた我々親子は人垣から弾き飛ばされた。

落胆した私を見た母は背後にあった大きな百貨店のビルに入った。
そして階段を随分上ったところのフロアにある女子トイレに私を連れて入った。
そこには小さな窓があった。
その窓は少し高い位置にあり、外の景色を見ようとすると母でも背伸びしないと見えなかった。

母は私の両脇に手を入れてその窓から外が見えるように持ち上げてくれた。

「見えるか?」と母は私に声をかけた。
一瞬遠くの景色に見入ってしまっていた私だったが、目線を下に落とすとさっきの人だかりの向こうにあつ大通りがちゃんと見えた。
「見えるけど、、、ウルトラセブンはいてない。」と言った私に
「また来てないだけや。もうちょっとしたらきてくれるからよう見とき」と母は返した。

私は言われるがままに通りを見続けたが、パレードは来ない。
「まだ来えへんで」と私が言うと、母は「ほな遠くの景色見とき!山が見えるやろ」と言ってくれた。
「うん」と返事をして山々の景色や、遠くの建物なんかを見て時間をつぶした。





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最終更新日  2018.03.15 01:23:29
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