|
男の子は『理屈』で納得させよう 物事には全て原因があり、結果がある。 成績が落ちた→必ず、勉強していない、授業をちゃんと聴いていない、心配事があって勉強に手がつけられない状態だった、、、など。原因がある。 料理でも『さしすせそ』の調味料の順番がある。 これも、『塩は砂糖よりも粒子が大きいので、先に塩を入れてしまうと砂糖が材料の中まで入っていかない。よって、塩は砂糖の後に加える。という理屈がある。 ところが、特に女性は『理屈よりも感覚』が非常に多い。 さしすせそだって、『理由は分からないけど、とにかく、塩は砂糖の後でしょ』『砂糖の前に塩を入れると、味がしみないよね。だから、サシスセソなんでしょ?』 男性は、理屈で、女性は感覚で動く! この事は子どもも同様!!! どんなときでも、『なぜなんだろ??』と考えてしまうのが男の子!! 例えば、ママが料理をしていて「絶対に触らないでね」と言ったら『触っちゃダメなのね!』は女の子。 男の子は、『なんで????』とまず考える。 ママは、シュークリームを作った事がありますか?? 生地がうまくふくらめば大成功^^。うっかり、途中でオーブンを開けたら、膨らみかけた生地がたちまちしぼむ。 ママは真剣な表情でオーブンとにらめっこ。 『これは、近寄らない方がいいな。』と直感で感じ取るのが女の子! 甘い香りに誘われて、思わず、オーブンを開いてしまうのは!!!男の子。 さてさて!こんな時、つい! 『何やってるの!なんで大人しくしていられないの!』と感情的に叱りつけてない? 女の子なら、感情をぶつけられても『まずいことをした』と骨身にしみてくれる。 男の子はこうはいかない。 『なんで、ママは怒ってるんだろう?』『僕が何かしたというのだろう??』と思うだけ。 こんな事が続くと心を閉ざす。 勉強もお同じ。 『勉強しなさい!!』と言われ、素直に教科書を開くのは女の子。 『見たいテレビがあるのに、なんで勉強しなきゃいけないの??』と思うのが男の子。 この場合、ヒステリックに「テレビばっかり見てないで勉強しなさいって言ってるでしょ!」とオコッってモ効果なし。 女の子のように『ママが怒りだすとまずいから、言われる前にやっちゃおう』とはなかなか思わないのが男の子。 男の子はいくら感情的に怒鳴り散らしても、『なんか怒ってる』くらいにしか思ってくれないと考えた方が、無駄なエネルギーを使わずに済むと言うもの。 まず、『どうせ言っても分かってくれない』という大きな勘違いだと自覚して。 『言っても分かってくれない』のではなく『分かってもらえる言い方をしていない』だけ。 ママは同性の女の子に対して『どんな怒り方をすれば効き目があるか』は感覚的にわかってるが、男の子の叱り方が分からない方は多い。 男の子は『理屈っぽく言う』事に尽きる。 男の子は、理屈で納得させないと、理解できない生き物。 『なぜ、そうなるのか』『どうしてこんなふうになるのか』がわからないと、すっきりしないと言い換えても良い。 ママに叱られたときも~ なぜママは怒ってるのかが理解できないと、それはしてはいけなかったことだった。と理解できない。 女の子のように「ママが怒った=してはいけないことだった』とつながらないのが男の子。 シュークリームにもどって 『いい香りがするから、開けたくなるのいはよく分かる。シュークリームって一気に焼き上げないときれいに膨らまず、ぺちゃんこになってしまうのよ。ほら!見てごらん。ぺちゃんこになっちゃったでしょ?だから、オーブンがチンと鳴るまで、絶対に扉を開けちゃいけないのよ』と説明すること。 なぜ、シュークリームはふくらむかを科学的に説明できれば完璧。 小さい頃から、理屈で納得する事を重ねてきた男の子は、物事を理論的に考えるクセが自然と身につき、学習能力も上がる。つまり、感情的な叱り方で男の子を抑えることは、わざわざ、我が子の頭を悪くする事につながる行為でもある。 男の子に接するときは、意識的に理屈っぽくなって。 話の内容も説得力を持たせる。正確に理解は出来なくても『物事には道理がある』ということが分かるだけで良い。 理屈を積み重ねてくことが、後々論理的思考や科学的思考の柱になり、理数系の力を伸ばす原動力となっていく事を忘れないで。 男の子は、怒りより冷たさが効く やっておかないと何か落ちつかないと思う事はほとんどない。 なんで?そんなことをするのか理由がわからないと思ってしまうのはママや女の子。 いきなり高いところから飛び降りたり。 虫をたくさん捕まえてきては水が入ったバケツの中に入れてみたり。 ビデオデッキの中にドライバーを突っ込んでみたり。 なんで??と叫びたくなる事ばかり。 本人には理由がある。回りからは行動の理由が理解難しい存在。それ男の子。 ママは女性として感覚的に、やらなければいけないこと、やってはいけないことをつかんでる。 が、やらなければいけないことをせず、やってはいけないことばかりするので男の子を育てるのは多くのストレスがかかる。 早くしなさい! なんでそんな事をするの!!の連続は、ママの理屈っぽさ、説得力が不十分だったということ。 全く何度言ったら!。。。なんか言ってるけど、なんだかサッパリ分からん状態。 もう、やりなさいって言ってるでしょ。より 何も言わない方が効果ある。 何も言わないからしめしめ!となって終いかねない。 子どもに対して、なんとなく冷たくする。(コツ) 食事の前に宿題!と言ってるのに守らない。 いつも通り『宿題を先にするのが約束でしょ?』と言いそれでも従わないときは! 聞こえるように「おおきなため息をつき、それ以上何も言わず、食事の支度を続ける」そして、食事が始まったら、子供にあまり反応しないこと。 「ふーん」程度しかリアクションせず、さっさと食事を片付け、さっさと自分のことをする。 完全無視は酷なので『薄いリアクション』がコツ。 質問に対して無視ではなく、『あっそう』『ママは忙しいから、後でね』そっけなく受け答え。自分がやりたい事をする。 異性間の無視は同性間の無視よりこたえる。 子どもは、あれ?なんかママ冷たい。どうやら怒られているみたい。何か怒られる事したっけ?やばい、宿題やってなかった!と発展する。 自分からするように仕向ける。 説得しても聴かない、言われるまでやらないときは、冷たくあしらうことが有効。 子供の言い分を全て信じるべきでない つい!ってことはある。好奇心が強い生き物。取り立て深い理由もない。好奇心に突き動かされて『チョットしたこと』をやってしまい、それが結果悪い事だった。女の子のように、これをやったら、まずいと思わず、ちょっとやってみようか!と衝動を抑える事が難しい。 信じる事も大事だが、ま、いいかと聞き流すと、これでいいんだ!となる。 明らかに嘘って分かるときがある。 ○君のママにもらったんだ! 子どもを信じなきゃと『あっ、そう』『嘘でしょ!本当の事を言いなさい!!(最悪)』 確認!が大切。 あら、そうなの。じゃ、○君のママに御礼の電話しなきゃね。という。 宿題がないという時 先生は毎日宿題を出すとおっしゃっていたわ。なのに、今日は出ないのは何か理由があるはずよ。あなたがその理由が分からないのなら、○君に聞いてみるけどいいかしら? 親は、確認なしに信じないという態度でいる事は、子どもは滅多な事は出来ないという引き締まった気持ちになる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.11.13 12:26:21
コメント(0) | コメントを書く |
|