「情人節」
バレンタイデーを中国語で「情人節」といい、
何となく「情人」から受ける印象は「愛人」のようですね。
私が中国で「我的愛人(wo3 de ai4ren)」と言ったら、
私の妻と取って頂けなかった。
何となく恋人というように、
理解されたようです。
「情人」の「情」とは、物事に感じて起る心の動きであり、
主観的な意識や気持ちや心。
また思いやりの心や情け。
そして異性を慕う気持ちや趣や味わいなどの意。
「愛人」の「愛」とは、親兄弟の慈しみ合う心であり、
男女間の相手を慕う情であり、それは恋ともいう。
また愛とは大切にすることや自分を、
犠牲にして相手を慈しむの意。
日本では、バレンタインデーというと
「恋人」を思い浮かべます。
「恋人」とは、恋しく思う相手。おもいびとといい、
「恋人」の「恋」とは、一緒に生活できない人に強く引かれ、
恋しく思うことで、
男女間の思慕の情から恋慕、恋愛。
ある特定の異性に対して平常心でいられない心の揺れが恋で、
その心の揺れをもたらすのが「情」という事でしょうかね。
しかし、実際のバレンタイン・デーの意味は、
西暦269年に殉教死したローマの司祭を、
聖バレンタインと呼び、
2月14日が聖バレンタインの記念日となった。
この2月14日に愛する人に贈り物をすること。
特に女性から男性に贈り物をし、
日本では1958年頃より流行し始めたが一部分。
年に一度女性からが男性にチョコレートをプレゼントして、
愛を告白するという、このしゃれた風習は、
欧米からわたって来たのではあるが、日本人の創作であり、
仕掛け人は当然の如くいるのだが、
その仕掛け人までが驚くほど
日本の文化になってしまった。
私の携帯電話にも、中国語で「情人節快楽」と、
既に12通のメールが届いている。
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