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2016.06.23
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テーマ:ニュース(99465)
カテゴリ:医療・衛生
誰もがその特性を持っている?「大人の発達障害」で注目された「自閉症」の基礎知識
「大人の発達障害」という言葉は、みなさんも一度は見聞きしたことがありませんか?複雑なコミュニケーションが求められる社会になるなか、困り感を抱える当事者へのサポートや強みを生かす支援、職場など周囲の理解の重要性が指摘されています。
生きづらさを抱えながらも診断されないまま大人になり、社会に出てから「発達障害」という診断に至るケースが増えているようです。これが「大人の発達障害」です。「発達」という語感から子どもの障害であるイメージが強いかもしれませんが、先天的な脳の機能障害です。成長とともに緩和するケースはありますが、治ることはありません。文部科学省が2012年に実施した調査では、発達障害の可能性のある児童が6.5%の割合で通常学級に在籍することが示されました。1クラスに2人程度いる計算になります。みなさんの職場にも、通勤電車の中にも、お子さんの学校のクラスにも、決して少なくない数の発達障害の人がいるということです。
発達障害は、大きく「自閉症スペクトラム」「注意欠陥多動性障害(ADHD)」「学習障害(LD)」に分けられます。注意力や衝動性に障害があるADHDや、読み書きや計算に特異的に困難を示すLDに比べて、自閉症スペクトラムの人は、言葉の遅れや、他者の感情が分からない、パターン化した行動など障害特徴のあり方が複雑です。実際に接した感覚としても、一番特徴的に感じるかも知れません。
「自閉症スペクトラム」というのは聞きなれない言葉だと思います。「スペクトラム」は「連続体」という意味で、「自閉症の人」と「自閉症ではない人」(=多くの読者のみなさん)の間に明確な境界線があるわけではないのです。健常者や軽度の自閉症傾向の人から、重度の自閉症の人まで、連続的につながっているという考え方が、この障害名の前提にあります。特性の強さや現れ方に程度の差こそあれ、誰もがその特性を持っているということです。(要旨)

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今は、自閉症という言葉の認知度が高まったので、そういう誤解はかなり少なくなったと思いますが、自閉症と、いわゆる引きこもり状態を混同する人が、かつては少なくありませんでした。もちろん、両者は異なった概念です。自閉症は脳の機能障害(具体的にどこの部分がどう、というのは分かっていないけれど)であり、引きこもりというのは、原因がどうあれ、部屋に閉じこもっているという状態を指す言葉です。ただ、引きこもりの中に、発達障害が原因の一つ、という例はあるかもしれません。というか、けっこう多い可能性はあります。

以前、知的障害者に関わることの多い立場だったことがあります(今も、かかわることはありますが)。で、そのとき、「自閉症の人」と「自閉症ではない人」の間に明確な境界線があるわけではないという、この引用記事の趣旨を、私は痛感しました。自閉症の人の、「ちょっと変」と思えるところを冷静に分析すると、人間なら誰もが持っている要素のある部分が、他人より強いだけなのです。要素って具体的に何か、具体的に説明するのは難しいのですが、たとえばこだわりの強さ、という表現がぴったりくる場合もあります。外面的な部分では、抑揚を欠いた独特の声のトーンがあります(知的障害を伴わないアスペルガーでは、あまり見ない気もしますが)。

私が思ったのは、自閉症の人は、人が誰もが持っている特定の要素を強く持っているということと、もうひとつは、「私も、そういう要素を世の平均よりは若干強く持っているんじゃないか」ということです。彼らを見ていて、「私にもこういうところ、あるな」って、感じることが多々ありました。私は、多分自閉症でも発達障害でもないと思いますが、ただ健常者の中では、平均より自閉症や発達障害に近い位置にいるんじゃないか、とは思うのです。だから、自閉症の人と自閉症ではない人に明確な境界線があるわけではない、という話は、ものすごく腑に落ちるのです。なるほど、やっぱりそうか、と。





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最終更新日  2016.06.24 00:11:23
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