カテゴリ:カテゴリ未分類
先週木曜日、一週間ロンドンに滞在していたともちゃんが日本に戻りました。
本当の自分に出会うため、生き方を学ぶ・・・農哲学院と共に歩む道が定まった彼女の姿を見ていると感動で胸がいっぱいになります。 ロンドンに着いた当初はまだ不安げな彼女でした。 日本では自分が望んでいた仕事にもつけたのに、悲しくて苦しかったといいます。 どう生きればよいかわからず、このまま社会の中で生活することもできない…仕事を辞めて勇気を出してきたものの、将来への不安にさいなまれているようでした。 でもいただき繕の食事を食べてもらい、共に生活するうちに何か感じてくれたのか、 スコットランドに行きたいという思いが芽生えてきたようです。 慣れない海外にもかかわらず、スケジュールの都合上、ほんの数時間しか滞在できないとわかっていながらも勇気を持ってスコットランドに旅たちました。 彼女の自分の心から自然に出たその決意に感動しました。 帰ってきた彼女はさらに変化していました。 オーバンには夜に着いて朝暗い時間に出発だったため町の様子もわからない。 けれども善童塾に参加し、農哲学院のメンバーたちに出会い、たくさんのものを感じてきたようでした。 暗闇を照らす灯台を見つけて戻ってきたように思えました。 「下を向いたら、問題がたくさんあるけど。 何が問題か気付いたら、後は淡々とやるだけなんだと今は思えます。 周りに支えてくださる数えきれないいのちがあることを知ったら、一生懸命やるだけです」 彼女の言葉です。 彼女の心の声を聞けて、心が輝きはじめるのを感じて嬉しい。 私は他に何もいらない、人の心が輝きをとりもどす姿だけで私は生きれる気がしました。 まわりにいるいのちたちにどうやって伝えたらいいだろう。 わたしの今あるこの身体を精一杯使って何ができるでしょうか。 すべてのいのちに智慧を求めます。 私は今まで与えられることが多く、その返し方がわからず、私の力を信じきれていませんでした。 だからもっと自分を成長させてからにしよう、といつまでたっても形にとらわれていました。 でも時期が過ぎると情熱を失ってしまうことに気づきました。 一番大切なのは心の底から湧きあがる情熱を冷めないうちに相手に伝えること。 恥ずかしがる必要はない。 私を通して現れる言葉はすべてのいのちの声を代弁しようとしているだけで何一つ「わたしのもの」ではないのだから。 聞いてくれる人がいることってとてもありがたいです。 その人に向かってまごころを伝えたいという思いから出る言葉には言っている私自身も気づかされることがあります。 ともちゃんはとてもよく聞いてくれました。 いつも一緒にいる桂子さんも本当によく聞いてくれます。 農哲学院のメンバーはみんな本当によく聞いてくれます。 私は本当に幸せ者です。 私を受け止めて聞いてくれる人のように謙虚な心でもっと他の人の声を聞ける人になりたいです さちこ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.12.26 20:43:34
コメント(0) | コメントを書く |
|