カテゴリ:食べ物
■中国の一人旅、そして現在はskype、「種」
海外への一人旅は中国以外なら往復航空券のみで思いつきの旅で何カ国も行っていたが、2009年中国南部へ2週間一人旅に出かけた。 そのとき、安宿に宿泊したとき、外国人だったのはもちろん私一人。受付の女の子が食べていた。何カ国語かの通訳本を片手にいろいろ話をしたら、それはカボチャやヒマワリの種に味付けしていたものだった。もらって食べてみたけど、それほど美味しいとは思わなかった。列車でも中国人はヒマワリの種などをよく食べていた。このときも、それなりのホテルに宿泊したが、安宿に泊まると歓迎してくれた。このとき、お土産として日本に持ち帰りカボチャやヒマワリの種を食べているうちに好物に変わっていった。 この年の中国の旅では、毛沢東の生まれた家にも、道中の列車内で中国人が勧誘していたツアーに参加(日本人では私一人)、そして行くことができた。もちろん、中国人は非常にフレンドリー、外国人であるが入っていても到着駅からのツアー参加でも、同じツアー客として隔たりがなかった。 翌年、旧満州である中国東北部を一人旅した。大連の駅裏の中国人専用の宿に客引きの言葉で宿泊、宿の従業員はもちろん、宿泊している客からも「初めての日本人」ということで、ビールをもらったり、夜遅くまでいろいろな人々が私の部屋に訪れてくれた。このこのときは、この大連の安宿をベースにした。ここから、長春やハルビン、チチハル、北朝鮮国境の丹東にも行き、現地人しか宿泊しないような宿にいったが、どこでも大歓迎で、食事はいつも宿の家族といつもお世話になり、主人とはいつもいっしょにお酒も飲んだところもあった。 ここでもヒマワリの種があった。 中国人が悪いように言われるが、それは政府の方針であり、個々の人間は悪くないように思う。地方の中国人、特に東北部の人は、非常にフレンドリーでなのである。 Skypeで6年ほど前に知り合った夫も子供もある女性は、中国の南部の発展著しい都市に住んでおり、今でもチャットや会話をする。その後も日本の有名光学メーカーの現地法人に就職、日本にも来たことがあるが、現在は現地で違う仕事をしている。彼女の住んでいるところに来るなら、歓迎して市内を案内してくれるという。彼女もヒマワリの種が好きだと言う。 ヒマワリの種は中国人が好き。中国人との初対面者はヒマワリの種をネタに、上級者はカボチャの種で話をすると、より親密で友好的な話ができるかもしれない。 ■久しぶりにヒマワリの種 中国の深せんに近いところ、ここに弟の会社の現地工場があり、弟はよく中国に出かける。 前から中国帰りに、僕が好きなので買ってきてくれた。 昨年末、弟と久しぶりに酒を飲んだとき、紹興酒と共に中国のヒマワリの種を持ってきてくれた。中国には先にも述べたがカボチャの種もよく食べられる。 そのパッケージを表から見る。このパッケージは大きめ。 すみには破りやすいようになっているので、開封。 そのすみからヒマワリの種が出てくる。 中国によく行っている弟が持ってきたのは、実は中国から買ってきたのではなく、何と輸入されて日本でも売られているものだった。日本でも売られていることにある意味で驚き。 殻を割ると中から実が現れる。殻にも味が付いているが、中身だけを食べる。 食べてみると、非常に香ばしくカリカリして美味しい。むかし中国で購入したものは、湿気っていた感じだったが、日本に入ってくるものはちゃんと管理されているのだろうか、それとも現在の中国ではちゃんと管理されているのだろうか。 中国人は、殻ごと口に含み、殻だけを上手にはき出す。10年以上前は、列車などでは通路にその殻を次々はき出し、それが当たり前なのだろうがヒマワリの種に限定しても汚くて閉口した。当時は何でも通路に何でも捨てるし、駅では窓外はゴミ溜めのようは状態で、そこからペットボトルやその他、使えそうなものを物色している中国人がいたのが、もう11年ほど前の駅だった。今はどうなのだろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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