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2012.04.22
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カテゴリ:ソフトウェア
我が家庭では、「PT2などでデジタル放送録画専用PC、使用ソフトウェアなどの詳細」の記事で書いたように、friio(フーリオ)やPT2に代表されるようなPC用のチューナを使って、フリーのソフトを組み合わせて視聴したり録画している。録画したものは制限がないので加工や変換ができるし、spinelというLAN内でチューナを共有してコントロールできるフリーのソフトを使うことで、LAN内のPCでは、好きなチャンネルを選んで視聴どころか録画も自由放題である。

以下は、そのようなチューナを使い、LAN内のPCで「TVTest」という視聴ソフトを使って視聴したもので
ある。


■AndroidでPCのチューナをコントロールして見る「KMTest」

Android携帯でも、上記のようにPCのように自由に見たい。ふとgoogleで検索したら、PCのチューナーをAndroid携帯で自由にチャンネルコントロールして視聴できるソフトがあることがわかった。いわゆる「ロケフリ」(ロケーション・フリー)で、いつでもどこでもテレビ単組が見られるのである。

PC側の配信ソフトである「KMTest Server」、Android用動画視聴ソフト「KMTest Client Free」(もしくは有料版制限なしの「KMTest Client Pro」を組み合わせて使う。

・PC側 KMTestServerの設定

KMTestServerを適当なフォルダに解凍、その中にBonDriverとチャンネル設定ファイルを入れる。チャンネル設定ファイルは、PC用のTV視聴ソフトであるTVTestで使われている拡張子がch2のものを入れてやればいい。default.tokyo.ch2は元から入っているサンプルで不要私の場合、spinel用のBonDriverを使用するのでさらにiniファイルも必要。logファイルも以下では見えるが、これはspinelが動作したときに作成されるもの。conf.xmlファイルはKMTestServerを設定すると作成されるもの。


KMTestServerを起動するとき、起動しても止まってしまうことがある。このとき、ファイルを右クリックして「管理者として起動する」を選ぶと解消するときがある。

KMTestServerが起動したら、共通設定タブを押して、BonDriver互換アダプタとチャンネル設定ファイルを選択する。スクランブル解除に関して、以下では「スクランブル解除する」になっているが、spinelでの配信で既にスクランブル解除しているので実際は「スクランブル解除しない」に設定している。設定が終われば「更新ボタン」を押すと設定が反映される。


以上でPC側の設定は完了。

・Android側 KMTest Clientの設定

KMTest Clientでは動画再生機能がないので、TS形式の動画再生できるソフトに映像が引き渡される。予めインストールしておく。私が以前から使っている「MX 動画プレーヤー」を使うことにした。

Androidの端末では、KMTest Clientをインストールする。Free版とPro版との違いだが、Freeでは最低画質なら使い続けられるが、低画質以上にすると5分間の制限がある。

KMTest Clientを起動すると、KMTestServerをインストールしたPCのアドレスとポート、そしてパスワードが求められるので入力。パスワードはKMTestServerで設定していなければ入力は不要。「自動接続する」にチェックを入れておけば次回からはこの画面を見なくてよい。「接続」ボタンを押すと接続される。


サーバーに接続されないとき、アドレスを確認するのはもちろんだが、KMTestServerをインストールしたPCのセキュリティソフトやファイアーウォールの関係で接続できないことがある。私の場合は、Windows標準のファイアウォールを切らないとどうしても接続できなかった。

接続されるとAndroid端末には放送局の表示が出る。希望の放送局をタッチする。


ところが映像が出てもすぐに止まったり不安定だった。KMTest Clientを終了して「MX 動画プレーヤー」の設定をいろいろ確認したところ、S/Wデコーダー(ネットワーク)にチェックを入れる必要があった。


やっとAndroid端末から映像が出てきた。これを「ストリーミング」というのだろう。


このとき、PC側KMTestServerのサーバーログの表示は次のようになる。「想定されないアクセスを受信しました」というメッセージが気になったが、実際には問題なかった。


■KMTestについてその他

・複数のBonDriverが使えない。BonDriver入れ替え時の注意

KMTestでは複数のBonDriverをサポートしていない。PT2では、地デジと衛星放送では別々のBonDriverになるため地デジと衛星放送を同時に見ることができない。そのためBonDriverをKMTestServer側で入れ替えて起動する必要がある。

ところが、Andoroid側のKMTest Clientでは一度取り込まれた放送局リストは、KMTestServer側で入れ替えてあっても更新されない。最初は地デジだったのに、衛星放送になっていてもである。

この場合、Andoroid側のアプリケーションの管理で、KMTest Clientのデータ削除で解決する。すべての設定が初期化されるので、KMTestServerをインストールしたPCのアドレスとポート、そしてパスワードを入れ直す必要がある。


地デジと衛星放送を見る方法として、私のところでは地デジや衛星放送が1つのBonDriverで使えるDT300というチューナを使うことで対応している。

・外部からも視聴することが可能

LAN内での視聴はもちろん可能だが、DDNSを利用し、ルーターのポート解放をすることで外部からも視聴できる。通常は外部から見られるようにしており、これなら違う地域に行ってもローカルの番組も見られる。海外に持って行ってももちろん見られるのである。

・KMTest Client Freeで5分間で視聴が切断される場合

Free版のClientだが、低解像度から解像度を変更すると、5分間の視聴制限が起こるのだが、元の低解像度に戻しても、制限が残る場合がある。

この場合、アプリケーションの管理からKMTest Freeを選んで、データの消去をすれば元に戻るはず。しかしそれでもうまくいかなくて、アプリを削除、再インストールしてもうまくなかった。PC側のKMTestServerを再起動すると、5分間の制御がなくなった。何が原因なのかわからないが、このような事象が起こる場合があるということ。

・機種によりマーケットから落とせないKMTest Client

Galaxy S2ではマーケットからダウンロード出来るののに、私の中華タブレットはAndroidマーケットに対応していても対応機種にならずダウンロードできない。

また、アプリによってはインストールした機種からapkファイルとして取り出すことができるが、これはプロテクトがかかっていてそれもできない。

これは作者が3Gなどの通信機能を持った機種を対応としているためで、Wifiのみの機種は対象外としているためと思われる。PRO版の有料版ならともかく、Free版ではその制限がないとありがたい。

■追記:Google Playから強制的にapkをダウンロードしてインストール

GoogleのChromeブラウザ上のアドオンで動くもので、google playからapkファイルをPCにダウンロードするツールがあった。それは
APK Downloader」
というツール。起動時のショートカットにオプションを付け、アドオンをインストール。そのとき、いろいろとダウンロードできる端末があれば、そのEvice IDを調べるツールにより、端末固有の16桁のIDが得られる。それを利用することで偽り、「どの国か」、「どの携帯会社か」を選択して保存、そうすればPCにapkファイルとして保存可能と可能となる。

こうして設定が完了すれば、Chromeでマーケットに行き、そのアプリのところに行くと、「ドロイド君」のアイコンがでるのでクリックするとPCにapkファイルがダウンロードできる。これをダウンロードできなかった端末に、ネットワークなり、メモリなりで持って行くとインストールができてしまうというわけだ。

これでKMTest Client freeをダウンロード、私の中華ダブレットP81HDにインストールしてみた。もちろんうまく動作してくれた。マーケットで対応しているかしていないかは、3Gなどの通信回線に対応しているか、そうでないかを作者がマーケットで登録しているためなのだろう。

■追記2:Wifiのみのタブレットでもダウンロードできるように変更された

バージョンが変わっていなかったので気がつかなかったが、この夏ぐらいにWifiのみのタブレットでもダウンロードしてインストールできるものがGoogle Playに登録された。見た目のバージョンは変わっていないが、改善されてうれしい限りだ。

また有料のPRO版を購入してAndroid携帯では使っていたのだが、googleの同じアカウントで使っているWifiのみのタブレットでもダウンロードして使えるようになった。ちなみに同じgoogleのアカウントで使っている端末ならば、一度購入したアプリは複数の端末で追加費用無しでダウンロードして使うことができる。

PRO版がいずれの端末で使えるようになったので、広告無し、さらに高画質で視聴できるのはうれしい限りだ。
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Last updated  2012.09.20 01:41:36
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