カテゴリ:SIM
■昨年の格安SIMの目玉だったDTIのSIM
昨年8月にこのブログで「Galaxy S2に格安SIMを使う(DTI SIM編)」という記事を書いた。DTIのSIMは「ServersMan SIM 3G 100」という名称。当時は493円で100Kbpsの速度だが、SIMが持てることはすごいことだった。 「格安SIMで、月額基本料0円のIP電話「FUSION IP-Phone SMARTβ」は使えるか?」の記事で書いたように基本料金が0円のIP電話「FUSION IP-Phone SMART」と組み合わせることで、月額493円の通話もできる環境ができることで満足だった。 遅いながらも何とか低価格なので我慢して使ってきた。いや我慢してでも使えた。 ■今年の夏からDTI SIMもLTE対応へ 今年の夏頃、DTIのSIMは「ServersMan SIM LTE 100」としてLTEに対応した。といっても速度は100Kbpsなのだが、今までのFOMAのSIMではLTE対応の機種では使えないので、LTE機種対応のSIMに切り替わったもの。ちなみにFOMA対応機種はLTE対応のSIMで使える。 今までのFOMAのSIMであったユーザーには8月頃から無償でLTE機種対応のSIMが送られてきた。我が家にも送られてきた。 ■送られてきた「ServersMan SIM LTE 100」 封筒の中身を確認しよう。左から以前のSIMを返却する封筒、新しいLTE機種対応SIMのパッケージ、新しいSIMについてのお知らせである。 古いSIMは、先ほどの封筒により返却する必要がある。期限は9月30日まで。返却しない場合は3150円を請求する場合があると書かれている。 ※2013.10.1追記 しかし、よく考えてみよう。こちらが要求したわけではないSIMの交換、一方的に送ってきた訳である。これで返却しないから3150円の要求というのはおかしいのではないか。事実返却期限を過ぎた修正加筆した10月1日現在、私はいろいろと忙しくて返却できていない。DTIはどう処理するのかな? ■新しいLTE対応SIMをセットする 新しいSIMはピンクの水玉のSIMである。これからSIMを切り離した。以前のSIM(右)と並べてみる。 そのSIMを以前のメインであったGalaxy S2(SC-02C)にセットした。 そして、設定方法が書かれているので、それにしたがってAPNを設定した。以前のSIMとはAPNの設定内容が異なるので注意。 ■実際に使ってみる 使ってみると、以前のようにつながらない。遅いどころかうまくつながらない。速度測定アプリで計測してみると、ダウンロード速度は50Kbpsと低速で、アップロードはタイムエラーを起こしている。 いろいろ試したが、送信所の関係もあるし、SC-02Cは電波のつかみが悪いこともある関係もあるのだろう。正直言って遅いながらも我慢しながらでも使えたのが、LTE対応のSIMに切り替わってから使いものにならなくなった。 <この項、写真無し> ■DTIのSIMとのお別れ 2年前にスマートフォンを使っていた同僚、よく見ると新しいスマートフォンに乗り換えている。何名かに声かけて「不要ならちょうだい」という。そのうち1名がくれた。それもサブとして使いたい。 さらにSC-02Cも使いたいし、もしかするとSIM対応のタブレットも買うかもしれない。 ということでexciteのSIMを購入することにした。キャンペーンで新規事務手数料が2100、100MBのLTEチャージがついて、低速でも200Kbps、その3枚組は1155円の月額。激安。SIMが1枚あたり400円を切る。 これは3枚セットで考えると、DTIよりも安い。実際に使ってみたが、200Kbpsでも結構実用的に使える。 ということで1年以上お世話になったDTIとはお別れすることにした。DTIの安さだけは時代遅れ。今や付加価値のトータルで満足できる格安SIMが台頭してきており、1000円以下でも今まで何千円も払っていたのと同じように使える場合があるのに比べると見劣りがする。 ■DTIのSIMの解約 幸いに、私の場合は、インターネットを始めた18年前、地元にあったプロバイダーがDTIに吸収されて、メールアドレスだけは今でもそのままの残していた。 実はDTIのSIMの申し込みは、このユーザーの契約条件の追加で可能だった。解約も同じで契約条件の変更だけだった。これが元からDTIユーザーでない場合、面倒だとWEB上で書いている者がいるのだが、実際はどうなのだろう。 ただし、WEB上のSIM解約について、何度も確認やアンケートなどが必須となっていたり、なかなか解約に手間取った。 解約完了後に届いたメールの抜粋だが、返却キットが送られ来て、それで指定日までに返却されない場合は3150円が請求されるということ。 | |■SIMカードご返却のお願い |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ご解約日以降に、弊社よりお客さまへ「返却キット」を送付いたしますの | で、ご利用機器よりSIMカードを取り出していただき、SIMカードのみをDTI | カスタマーサービスまで速やかにご返却ください。 | ※解約申請をいただいた翌々月25日までにご返却ください。 | 25日が土日祝日および当社指定の休日の場合は、その前営業日(営業日= | 土日祝日および当社指定休日を除く平日)を到着締め切りとします。 | 期日までにご返却いただけなかった場合、3,150円のSIM紛失手数料を請求 | します。 昨年、DTI SIMの前に使っていたイオンSIMは、返却しなくてもこのような請求はなかったのだけどね。 ■追記(2013.11.23) DTI SIM 11月22日から速度アップ、SIMサイズ交換無料も予定 DTIのSIMである『「ServersMan SIM LTE 100」が2013年11月22日から『ServersMan SIM LTE』』と名称変更になり、今までは100kbpsの速度であったのが150kbpsと5割増しの速度になる。 詳しくはDTIのお知らせである『「ServersMan SIM LTE」通信速度を50%増速バージョンアップ』を参照。 合わせて、SIMサイズ交換を年1回まで無償で、受付開始は2014年1月頃を予定。これにあわせて、SMSオプション追加の際の事務手数料も年1回までは無料となる予定。SMSオプションが無料となるというのであれば、これはDTI SIMにとって、他社が速度有線なのに対して、別の優位性がある。しかし、SMSが使えるというのは「LINE」を登録するための目的なのだろうが、私にとってはLINEは使わないので特に問題はない。(facebookアカウントでLINEを登録する方法もある。また、現在はマイクロソフト傘下になったSkypeを8年前から使っているため、LINEの必要性を感じない) ■追記2(2014.1.29) 1月29日より、SIMサイズ1回目無料、2回目以降は500円(税別) 本日DTIからのメール。内容はSIMサイズ変更のお知らせ。(もうDTI SIMは契約していないけど。翌日DTIのSIM契約解除した者へも間違ってメールを送ったとして「メール誤配信に関するご報告とお詫び」というお詫びのメールも来ていた(^^;))。 要約すると・・・ SIMのサイズ変更無料。ただし、SIM1枚ごとに、年に1回までは無料。 2回目以降も500円(税抜)ということ。 現在、nanoSIMには未対応だが、近日対応予定ということである。11月のアナウンスを実行されたものだった。 他社との激化に合わせて、ワンコインSIMもバージョンアップしてきたようだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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