わたしが岡野麻理安さんの作品のファンになったシリーズです。
陰陽道の香道・御剣家の後継者・香司が、婚約者の代役として連れて来た普通の高校生・忍に一目惚れし、忍にかけられた呪いを解くウチにいい関係に・・というものです(←どんなだ)
全10巻まで全部読んでハマッた小説です。
特に必読なのが3巻。香司と忍の初夜があります(殴)
まあ姿を消した香司の婚約者・蝶子がウザイですが。彼女には色々理由があったのでしょうが、基本的にあんな女嫌いです。彼女が出ずっぱっている3巻は、忍と香司のラブ以外正直胸糞悪いです。
まあ彼女の出番はそんなに長くはありませんので、ご安心下さい。ただ
3巻だけ、彼女に対する不快指数が多少上がりますが。
以下色々と語ります。
↑で書いている蝶子なんですが、香司の婚約者となって一度失踪して舞い戻ってきたのは、深い事情があるんですが、それわかっても彼女に対するわたしの好感度は上がりませんでした。高慢な性格の女は嫌いなんですよね。
「自分中心に世界が回っている」と思いこんでいる女とかは、特に。地位や権力に執着する女として彼女は登場しましたが、5巻ではそんな高慢さは見る影もなく、弟を救うために香司に頭を下げるという変わり様。でも弟助かってから元の性格に戻るんでしょうね。あんな高慢な女は元の性格にたちまち戻ってしまいそうだし。
彼女の登場する回はあんまり多くなかったんですが、脇キャラとしてはあんまり必要なかった存在だったんじゃないかと・・ま、メインの2人が結ばれたからよかったんですが、彼女が出ずっぱりまくって2人の恋路を邪魔するっていう展開になってたら、ここまでこの作品にのめり込むことはなかったでしょうね。
彼女が雑魚キャラでホント、よかったです。
話が長くなりましたが、とにかくお薦めな本です。